2024.01.19 M&A業界事情

M&A仲介会社の迷惑営業3類型|電話・メール・DMの実態と倫理規定違反の典型例、登録事務局への通報手順と自衛策まで解説

M&A仲介会社のアウトバウンド営業は電話・メール・DMの3類型に分かれ、おとり広告(架空の買い手指名)、代表アドレスへの売却打診メール、名指し詐称、登記簿謄本に基づく自宅郵送などは中小M&Aガイドラインおよび業界団体倫理規定への抵触リスクが高い行為です。2024年4月以降、M&A支援機関登録事務局は不適切営業への注意喚起・行政対応を強化しており、被害時は情報提供窓口への通報が有効です。

【この記事の結論】M&A仲介会社のアウトバウンド営業(電話・メール・DM)のうち、おとり広告・代表アドレス送付・名指し詐称等は中小M&Aガイドラインおよび業界倫理規定の抵触リスクが高く、2024年4月から登録事務局による注意喚起・行政対応が強化されています。被害時の通報先と自衛策を、株式会社日本財務戦略センター 代表取締役 五十嵐悠一が業界内部目線で整理します。

2024年4月:M&A支援機関登録事務局が迷惑営業に注意喚起

2024年4月、M&A支援機関登録事務局からM&A支援機関登録会社各社に対し、不適切な営業行為の継続に対する注意喚起の通知が出されました。営業先が契約締結を断ったにもかかわらず営業行為を継続する事案が情報提供窓口に多数寄せられ、組織的に許容されていると疑われる場合には登録事務局として追加的な対応を検討するというものです。

不適切な営業行為を継続する会社は、信用低下、買い手・売り手が補助金対象外となる、最悪の場合は登録抹消といった行政側の不利益を被る可能性があります。人員を多く抱え固定費が高い会社にとっては厳しい環境変化となる一方、税理士等とのリレーションシップを重視しコール営業に過度に依存しない仲介会社にとっては、相対的に有利な状況となるでしょう。

M&A仲介会社のアウトバウンド営業3類型と倫理規定上の論点

M&A仲介会社の営業手法は、大きくインバウンド(広告経由・士業紹介経由)とアウトバウンド(仲介会社から経営者へ直接アプローチ)の2つに分かれます。本記事ではアウトバウンド営業を中心に、電話・メール・DMの3類型と、これらを組み合わせた合わせ技を整理します。なお士業経由のインバウンドにも、紹介料キックバックの商習慣による中立性の限界(弁護士税理士法上の倫理規定との関係)という別論点があります。

類型1:電話営業

受付や代表電話を経由するため、経営者個人の問題に留まらず、受電した社員の時間も奪う点が特徴です。代表者への取次に関する社内ストレスや、後で「あなたが繋いだせいで」という社内不和を招くリスクもあります。

仲介会社側にとっては、(1)経営者の意向を直接確認できる、(2)タイミングによってはニーズをその場で確認できる、(3)場合によっては即面談へ移行できる、というメリットから多用される手法です。特に上場M&A仲介会社では、在籍営業担当者数を成長指標として株主に提示する関係上、人員確保と稼働確保のためのコール架電が増える構造的背景があります。

苦情として頻出する問題は、なれなれしい口調、社長不在を伝えても一方的に通話を切られる、虚偽情報(社長の知人を装う)、いきなり社長を出すよう要求、「御社を指名している会社がある」(後述するおとり広告と同型)、発言が聞き取れない等です。最近はコールセンター外注も増え、外注先は依頼仲介会社のブランド毀損が直接的不利益にならないため、より粗雑な対応となるリスクが指摘されています。

類型2:メール営業

少し前から普及した手法で、経営者個人のメールアドレスではなく、企業の公式問い合わせフォームに「会社を売らないか」というメールを送るところに大きな問題があります。これは、FAXで売却打診を送り付けているのと同義であり、売却の意思があろうがなかろうが、従業員が会社売却を察知し、社内で噂となるリスクが極めて高い行為です。

「社長!またM&Aのメールが来てますよ!」と他の従業員の前で公然と取り次がれることで、経営者に多大なフラストレーションを与えるケースもあります。代表アドレスへの売却打診メールは、企業情報の取り扱いの粗雑さの表れとも言え、買い手探索段階での情報管理にも疑問が生じます。

類型3:DM(郵送)

大量送付が可能な反面、一通単位で経費が発生するため、仲介会社は単価を下げる工夫をします。発送日を「吉日」とぼかしたり、宛名を「社長限」とそれらしくごまかしたりするのは、コストカットの典型例です。

DMで特に問題となるのが「おとり広告」です。「御社と資本提携したい大企業があります」「弊社と取引のある売上500億の会社が御社を買収したいと言っている」といったDMが届くものの、実態としては具体的な買い手は存在せず、反応した会社を仲介マーケットに引き込むためのフックに過ぎないというパターンです。これは一般社団法人M&A仲介協会(現M&A支援機関協会)の倫理規定第7条「会員は節度と品位をもって営業活動を行わなければならず、いやしくも虚偽または誤解を与える可能性の広告を使用して、依頼者を自社に不当に誘引する行為をしてはならない」に抵触する可能性が高い行為です。

その他のDM上の問題行為として、登記簿謄本に基づく経営者自宅への郵送(プライバシー上の問題)、M&A仲介会社からと感じさせない個人名・差出人不記載送付、「手書き風DM」(実態はフォントで、複数社が同じフォントを使うため筆跡が重複する不自然さが指摘されている)などがあります。

合わせ技:DM→電話

事前にDMを送り、電話時に「先日お送りした資料の件で」と切り出すことで、代表者へ繋がりやすくする手法です。プロセス自体は丁寧でビジネスマナー上の問題はありませんが、郵送文書のマナーが悪く、かつ電話対応も粗雑だと、受け手側の不快感は倍増します。

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「御社を指名している買い手がいる」と言われたらどう判断するか?

「御社を指名している買い手がいる」と仲介担当者が告げてくるケースは、おとり広告である可能性が高く、慎重な確認が必要です。実例として、売り手様が「うちを名指しで買いたいと連絡が来た」と言われた際、株式会社日本財務戦略センターでは「では目の前でその会社に電話してもらったらどうですか?」とお伝えし、実際に確認したところ「そのような事実はない」と回答された事例も伺っています。

本気でピンポイント買収を考えている買い手であれば、信用調査会社(帝国データバンク東京商工リサーチ等)で対象企業の情報を整理し、メインバンクや取引のある証券会社を経由してアプローチするのが一般的です。「名指し」を強調する仲介経由のDM・電話には、要注意と見るべきでしょう。

迷惑営業を受けたときの対応:通報先と自衛策

一般社員の場合

会社としてM&A関連の取次が全件禁止であれば、電話を切断して問題ありません。明確な禁止指示がない場合は、相手のビジネスマナー、社内ルール上の取次基準で判断することになります。あまりにも粗雑な対応であれば、以下の選択肢があります。

経営者の場合

5年以内にM&Aを漠然と検討中であれば、頭の整理・情報収集として相手の話を聞くこと自体は無駄ではありません。ただし、(1)業者の口コミ評価、(2)担当者の対応マナー、(3)「御社を指名」等のおとり広告的話法の有無、(4)契約条件の透明性、を慎重にチェックすべきです。OpenWork等の社員口コミからも、社内文化や営業至上主義の度合いがある程度可視化できます。

上場しているM&A仲介会社は、株主向けIRの関係から単年度業績を重視した営業至上主義に陥りやすい傾向があり、提示情報の真偽、自社の経営方針・スピード感との適合性を、長年経営して磨かれた経営者の視点で判断することが重要です。

中小企業庁への通報手順

監督官庁の窓口として、中小企業庁・M&A支援機関登録事務局への情報提供が最も実効性があります。

具体的な通報手順としては、上記URLの情報提供フォームにアクセスし、迷惑営業の詳細(会社名・担当者名・日時・内容など)を具体的に記述して送信します。これにより、M&A支援機関登録事務局が当該仲介会社へ注意喚起を行い、必要に応じて追加的対応を検討します。

業界構造の問題:高額手数料とインセンティブ方式

M&A仲介業界における迷惑営業の背景には、(1)高額のM&A手数料収入、(2)担当者へのインセンティブ報酬、という2つの構造があります。売り手最低手数料2,000万〜2,500万円という会社が上場企業を中心に存在し、買い手からも応札型で手数料を取る会社もあります。担当者個人の年収が成約額に強く連動する構造は、強いインセンティブを生む反面、「成約させるためなら何をしても許される」という文化的歪みを生みやすい構造でもあります。

成功報酬制」自体は適切に運用されれば市場原理上の合理性がありますが、仲介会社のキャッシュフロー優先で「決め打ち」となり、相場より安い価格で懇意の買い手に売却させる、後にファンドへ転売される、といったスキームに繋がる懸念も指摘されています。安く売られるのはオーナー個人の問題に留まりますが、転売後は従業員・取引先の問題にも発展しうるため、セカンドオピニオンの活用が望まれます。

株式会社日本財務戦略センターのスタンス

株式会社日本財務戦略センターは「顧客に対して誠実であれ」をモットーに、以下のスタンスでM&A支援を行っています。

代表取締役の五十嵐悠一は、公認会計士・中小企業診断士として、M&A業界の構造問題を内部から認識したうえで、ガイドライン遵守と利益相反の最小化を実務原則として運用しています。

※M&A契約条項の解釈、業者の不適切行為に対する法的対応の最終判断は、弁護士など各分野の専門家にご確認ください。セカンドオピニオン無料相談もご活用ください。

よくあるご質問

「御社を指名している買い手がいる」と言われたら信じてよいですか?

おとり広告である可能性が高いため、まず疑ってかかることをおすすめします。実際にその買い手企業へ直接連絡して事実確認するか、メインバンク・顧問税理士等を経由した正式アプローチでないかを確認しましょう。複数社から同様の打診があるなら、なおさら警戒が必要です。

迷惑な営業電話・DMを受けた場合、どこに通報すればよいですか?

中小企業庁M&A支援機関登録事務局の情報提供窓口(https://ma-shienkikan.go.jp/inappropriate-cases)が最も実効性のある通報先です。会社名・担当者名・日時・内容を具体的に記述して送信すれば、登録事務局から当該仲介会社への注意喚起が行われる可能性があります。

問い合わせフォームへのM&A打診メールは違法行為ですか?

直ちに違法と断じることは難しいものの、中小M&Aガイドラインの善管注意義務・職業倫理、業界団体の倫理規定第7条に抵触する可能性があり、登録事務局からの注意喚起対象となりうる行為です。違法性の有無は弁護士へのご相談をおすすめします。

【付録】M&A 支援機関協会 正会員一覧と苦情・通報窓口(2026年5月13日現在|クリックで展開)

本付録は、M&A 業界の自主規制機関である M&A 支援機関協会(旧 M&A 仲介協会)の正会員 231 社、および苦情・通報窓口の一覧です。
出典:M&A 支援機関協会公式サイト(2026年5月13日現在)。

特定事業者リスト閲覧資格保有 118 社

業界の自浄作用に積極参加し、不適切な譲り受け側事業者情報を協会内で共有する「特定事業者リスト」の閲覧資格を持つ M&A 支援機関協会 会員 118 社です(弊社・株式会社日本財務戦略センターも本リストに含まれます)。

ABNアドバイザーズ株式会社AIdeaM&AAdvisory株式会社Byside株式会社CTF株式会社
DANコンサルティング株式会社Enimprovement栄合同会社LINK株式会社M&ALead株式会社
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社NBR合同会社NKGRコンサルティング株式会社
NOBUNAGAサクセション株式会社S&G株式会社SBI辻・本郷M&A株式会社TSUNAGU株式会社
あがたグローバルコンサルティング株式会社かえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社かがやきM&A株式会社ひまわりパートナーズ株式会社
みさわ財産コンサルティング株式会社みつきコンサルティング株式会社みらいアーク株式会社アイアールアイM&Aコンサルティング株式会社
アカツキパートナーズ株式会社アクタスコンサルティング株式会社インクグロウ株式会社インテグループ株式会社
エムレイス株式会社オリックス株式会社クレジオ・パートナーズ株式会社グローウィン・パートナーズ株式会社
グローバリューパートナーズ株式会社ジャパンM&Aソリューション株式会社セレンディップ・フィナンシャルサービス株式会社ビジネスサクセション株式会社
ビズキューブ・コンサルティング株式会社ファイブ・アンド・ミライアソシエイツ株式会社ブティックス株式会社ブルーバード合同会社
三菱地所リアルエステートサービス株式会社中之島キャピタル株式会社九州M&Aアドバイザーズ株式会社合同会社アジュール総合研究所
名南M&A株式会社有限会社インレット有限会社長野県M&Aセンター株式会社ACN経営研究所
株式会社AGSコンサルティング株式会社CBヘルスケア株式会社CCイノベーション株式会社CINCCapital
株式会社LifeHack株式会社M&AProperties株式会社M&Aエグゼクティブパートナーズ株式会社M&Aクラウド
株式会社M&Aグローバルキャピタル株式会社M&Aコンサルティング株式会社M&Aフォース株式会社M&Aプライムグループ
株式会社M&Aベストパートナーズ株式会社M&A会計ファイナンス株式会社M&A承継機構株式会社M&A総合研究所
株式会社MJSM&Aパートナーズ株式会社NEWOLDCAPITAL株式会社OAGコンサルティング株式会社SECURITYBRIDGE
株式会社Ssimaキャピタル株式会社TBC株式会社WealthLead株式会社fundbook
株式会社さかい経営センター株式会社たすきコンサルティング株式会社みどり未来パートナーズ株式会社みらい共創アドバイザリー
株式会社アシブネ株式会社ウィット株式会社ウィルゲート株式会社エグゼブリッジ
株式会社オンデック株式会社サスガキャピタルパートナー株式会社シードアドバイザリー株式会社ストライク
株式会社スリーエスコンサルティング株式会社ネクストM&Aパートナーズ株式会社ハレバレ株式会社バトンズ
株式会社ヒルストン株式会社フォーバル株式会社プレックス株式会社マネジメント・スタッフ
株式会社メディカル・アドバイザーズ株式会社ユニコン株式会社ユーザーサービス株式会社レコフ
株式会社三井住友銀行株式会社三菱UFJ銀行株式会社事業承継パートナーズ株式会社事業承継通信社
株式会社佐賀銀行株式会社倉富佐原M&A事務所株式会社北海道総合経営研究所株式会社大垣共立銀行
株式会社日光コンサルティング株式会社日本M&Aセンター株式会社日本提携支援株式会社日本経営
株式会社日本財務戦略センター株式会社日税経営情報センター株式会社矢橋コンサルティング株式会社経営承継支援
株式会社船井総研あがたFAS株式会社諸井会計株式会社青山財産ネットワークス株式会社HCフィナンシャル・アドバイザー
瀬戸内FAS株式会社総合メディカル株式会社

M&A 支援機関協会 正会員 113 社

正会員として M&A 支援機関協会に加盟する 113 社です。

AggregatorJapan株式会社FrontierM&APartners株式会社Kingsmancapitalpartners株式会社RSM汐留パートナーズ株式会社
あおもり創生パートナーズ株式会社いわぎんリサーチ&コンサルティング株式会社さくら経営支援株式会社しんせい事業承継株式会社
まごころM&Aパートナーズ株式会社アアクスグループ株式会社エリアコンサルティング株式会社アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ株式会社
アナタの財務部長合同会社ウーファ合同会社エヌ・シー・アドバイザリー合同会社エベレディア株式会社
クレアスト株式会社シンプルフォーム株式会社タツノコ資産形成株式会社ニューアイランド株式会社
バリューフォース合同会社ビズリンク・アドバイザリー株式会社フジマキ・マネジメントサポート株式会社丈安株式会社
三井住友海上火災保険株式会社不動産M&Aパートナーズ株式会社合同会社ACE合同会社FPCAccounting
合同会社SGコンサルティング合同会社はやせ合同会社アシストプラス大光キャピタル&コンサルティング株式会社
山田事業承継・M&A株式会社有限会社マリーンビジネスサポート有限会社後藤会計事務所東京海上日動火災保険株式会社
東急リバブル株式会社株式会社BOOTHSwin株式会社DEPS株式会社EMA
株式会社ESPERANZA株式会社GAINC株式会社GH株式会社INTRANCE
株式会社ISTコンサルティング株式会社LeapalTechnologies株式会社M&ACrosstie株式会社M&Aクオリティ
株式会社M&Aディレクションズ株式会社M&Aパートナーズ株式会社MAS株式会社NSSマネジメントサービス
株式会社PMGMAPartners株式会社TKC株式会社TSKプランニング株式会社VentureForward
株式会社YMFGグロースパートナーズ株式会社おかやま創研コンサルティング株式会社おきぎんサクセスパートナーズ株式会社おきなわアセットブリッジ
株式会社さくら優和コンサルタント株式会社さくら総合M&Aセンター株式会社せいのFP事務所株式会社みどり財産コンサルタンツ
株式会社ウナ株式会社エムステージマネジメントソリューションズ株式会社エンマンサポート株式会社ジーケーパートナーズ
株式会社ステラ株式会社タス株式会社タスクフォース株式会社トマック
株式会社トレスボ株式会社ノジマ株式会社ビズハブ株式会社フォーナレッジ
株式会社プレアス株式会社マイナビM&A株式会社ミッドランド経営株式会社ライトライト
株式会社リガーレ株式会社レコフデータ株式会社三十三銀行株式会社三友システムアプレイザル
株式会社三菱UFJ銀行株式会社企業経営支援機構株式会社企業評価総合研究所株式会社北日本銀行
株式会社南日本銀行株式会社大澤都市開発株式会社山田エスクロー信託株式会社岡山M&Aセンター
株式会社常陽銀行株式会社新潟事業承継パートナー株式会社日本PMIコンサルティング株式会社日本投資ファンド
株式会社日本資産総研株式会社朝日信託株式会社未来を創る株式会社東京アライアンスアドバイザリー
株式会社沖縄銀行株式会社社長の専門学校株式会社総研コンサル株式会社肥後銀行
株式会社青山財産ネットワークス金沢株式会社鹿児島銀行株式会社Amvision株式会社SECURITYBRIDGE
横浜経営企画サービス株式会社見える化株式会社阿波銀コンサルティング株式会社DatasiteJapan合同会社
NKGRコンサルティング株式会社

営業電話・契約等で困った場合の相談窓口

※本リストは 2026年5月13日現在の情報です。最新は M&A 支援機関協会 会員一覧 および 特定事業者リスト をご参照ください。

公開日: 2024年1月19日 / 最終更新日: 2026年5月22日
五十嵐 悠一

執筆者

五十嵐 悠一(いがらし ゆういち)

株式会社日本財務戦略センター 代表取締役

京都大学経済学部経営学科卒業。株式会社損害保険ジャパン本店営業部、東証上場M&A仲介会社を経て、2020年5月に日本財務戦略センターを設立。中小企業のM&A仲介・事業承継支援を専門とし、医療・介護・食品製造・流通卸・機械製造分野の成約実績を持つ。

資格:プロフェッショナルCFO(日本CFO協会)/M&Aエキスパート(金融業務2級 事業承継・M&Aコース)

公的登録:中小企業庁 M&A支援機関 登録事業者/一般社団法人 M&A支援機関協会 正会員

メディア登壇:株式会社サイゾー Business Journal ウェブセミナー講師「【売り手向け】M&Aを成功させるための具体的な行動・プロセス・知識」(2022年6月)[公式告知]

専門家コラム寄稿:BATONZ(国内最大級M&A プラットフォーム)に M&A・事業承継 74本(2021年〜継続)[コラム一覧]

|LinkedIn|X (@jfsc2020)|BATONZ

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の案件における法務・税務・会計判断を提供するものではありません。法務・税務・会計の個別判断は、弁護士・税理士・公認会計士等の専門家にご相談ください。M&Aのスキーム設計・タイミング・買い手探し等のアドバイザリーは、株式会社日本財務戦略センターにご相談ください。記載内容は公開時点の情報に基づき、法令改正や市場変動により最新の状況と異なる場合があります。

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よくあるご質問(FAQ)

この章のポイント
日本財務戦略センターへのご相談に関する共通の10問と、本記事に関する0問の計10問。
共通Q1. 日本財務戦略センターはどのような会社ですか?
A. 株式会社日本財務戦略センター(JFSC)は、中小企業オーナーの M&A・事業承継を「自分事として最後まで完結する」ためのご相談先です。仲介の独断ではなく、売り手の判断材料を整える立場を貫いています。会社概要もご覧ください。
共通Q2. 相談したら、必ず M&A しなければいけませんか?
A. いいえ、ご相談のみで結構です。相談後に「今回は見送ります」と判断いただいても問題ありません。M&A 以外の選択肢(廃業・親族承継・事業再生)も含めてご一緒に整理します。まずは無料相談からお気軽にどうぞ。
共通Q3. 相談料・着手金は発生しますか?
A. 初回相談・簡易査定・進行中の段階まで、すべて無料です。日本財務戦略センターは完全成功報酬制を採用しており、M&A 成約時のみご報酬が発生します。着手金・中間金・月額顧問料は一切いただきません。なお、案件特性により外部専門家への依頼や登記等の実費(例:司法書士の登記費用、外部監査法人による資産査定、譲受企業側からの弁護士・公認会計士による DD 費用 等)が発生する場合は、必ず事前にご相談・ご同意のうえ進めますので、不意の費用負担は生じません。詳細は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q4. 一般的な M&A 仲介会社と、どこが違いますか?利益相反はどう開示されますか?
A. M&A 仲介は売主・買主の双方から報酬を得る「両手仲介」が業界慣行で、構造的な利益相反のリスクがあります。そのうえで、業界には「誘い込む仲介」と「公開する仲介」の二類型があると当社は考えています。日本財務戦略センターは後者の立場で、契約締結時に重要事項説明書を交付し、両手仲介の構造を含めて文書でご説明したうえで、売り手の判断材料となる情報を整え、買い手の都合で交渉を急がせない姿勢を貫きます。これは経済産業省・中小企業庁中小 M&A ガイドライン第 3 版・2024 年 8 月改訂、手数料算定基準の開示・買い手信用調査等を留意事項として明示)に則った対応です。二類型化の根拠は弊社独自の業界 20 社研究レポート、構造論の詳細は仲介契約 vs FA 契約の構造分析もご参照ください。
共通Q5. どれくらいの規模から相談できますか?
A. 年商数千万円規模の小規模事業から、数億円規模まで対応します。業界の多くの仲介会社では最低手数料を 2,000 万円以上に設定している傾向で、各社の最低手数料は中小企業庁M&A 支援機関登録制度・登録情報で確認いただけます。日本財務戦略センターの最低手数料は 700 万円で、小規模案件もお引き受けしています。具体的な報酬構造は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q6. 税金・法律のことを詳しく教えてもらえますか?
A. 税務・法務は税理士法・弁護士法により、具体的な提案は弁護士・税理士等の専門家のみが行えます。当社は業界慣行の一般論をご説明した上で、顧問の先生方にご確認いただく形でご案内します。必要に応じて専門家ネットワークのご紹介も無料で行っています。
共通Q7. 家族や従業員に知られたくないのですが、可能ですか?
A. ご相談段階から NDA(秘密保持契約)を締結し、徹底管理します。社名を公開せずに買い手候補へ打診する「ノンネーム打診」の進め方も可能です。守秘義務体制については情報管理ポリシーでご確認いただけます。
共通Q8. 成約までどれくらいの期間がかかりますか?
A. 標準的には 3〜6 ヶ月程度を目安としてお考えください。買い手候補と事前に綿密な調整を行い、売主オーナー様のペースで進行します。スピード優先で売主の利益を損なう進め方は致しませんが、売主オーナー様のご事情・ご要望に応じて、最短 60 日での成約実績もございます。
共通Q9. デューデリジェンス(DD)では、どのような立場をとりますか?
A. 日本財務戦略センターは、売主オーナー様の利益を最優先に検討する立場を貫きます。仲介業の構造的な利益相反論点については仲介契約 vs FA 契約の構造分析で詳述しており、DD 費用負担の判例実務は東京地裁 DD 費用判決の射程でご確認いただけます。必要に応じて第三者の公認会計士・弁護士・税理士等の専門家をご紹介し、買い手寄りに偏らない査定体制を整えます。中小企業庁中小 M&A ガイドラインの遵守事項に則り、適切な情報開示を行います。
共通Q10. 対応エリアは限られますか?
A. 全国対応可能です。首都圏はもちろん、各地方都市でもご相談実績があります。オンライン面談と現地訪問を組み合わせ、所在地を問わず売主様のペースで進行します。まずは所在地を問わない無料相談をご利用ください。

📅 本記事の情報基準日

本記事は 2024年1月19日 公開時点の情報に基づきます。税制・法令等は改正される場合があるため、最新の制度・税制は公的機関の公式情報をご確認ください。

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