2026.05.26 M&A業界事情 独自調査

M&A仲介の手数料相場と利益相反|3,394社データで迫る買い手・売り手の格差構造

M&A仲介の手数料相場と利益相反|3,394社データで迫る買い手・売り手の格差構造

居酒屋でふたりの社長が気付いた、業界の主流と一部の歪み【日本財務戦略センター独自分析】


時は西暦 2024 年。

ある夜、佐藤社長は知った。

買い手の手数料は 500 万、自分は 100 万

同じ案件、同じ仲介で、5 倍の差

──そこから物語が始まる。

居酒屋にて

佐藤社長は会社を売却して半年。契約上、3 年の引継ぎ期間として顧問契約を結んでいた。オフィスにも週 3 で顔を出している。

だが正直、自分でも気付いていた。かつてのような熱量で動けていない。「もう自分の会社じゃないし」という意識がどこかにあって、田中社長の期待に応えきれていないことは、察していた。

そんなある夜、田中社長が居酒屋に誘ってきた。いつになく疲れた顔をしていた。

雑談が一段落したとき、田中社長がふと、テーブルの一点を見ながら呟いた。

「うちは、仲介料 500 万だったんだよな」

独り言にも、嫌味にも聞こえる、絶妙な投げ方だった。
──ああ、500 万分の働きを俺が返せていないってことか。
佐藤社長は察した。

だが、佐藤社長は別のことに引っかかった。

「えっ、うちは…100 万でしたが」

「──え?」

今度は田中社長が、絶句した。

「500 万 と 100 万…? 同じ仲介で?」

「ええ。同じです」

──ふたりとも、別々の方向を見ていたところに、共通の謎が現れた。

「中立」だと、思っていた

契約時、仲介担当者は言った。

「弊社は中立的な立場で、売り手と買い手の双方をサポートします」

佐藤社長は了解していた。

M&A の過程でも、特に違和感はなかった。資料の準備、条件交渉、買い手選定、デューデリ、最終契約──どの局面でも「公平に進めてもらった」と感じていた。

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※ 公開情報の機械整理であり、特定社の推奨・勧誘・優劣を示すものではありません。

交差する視線

ふたりとも、相手や自分への不満が、視界の中心にあった。だが、5 倍の手数料差を知った瞬間、視界が一気に広がる。

田中社長の頭をよぎったこと

  • 自分は売り手の 5 倍も払っていた
  • 思うように進まない運営も、仲介がもっと売り手側に確認を徹底させていれば軽減できたのでは
  • 5 倍の手数料を取った割に、買い手保護が機能していたか

佐藤社長の頭をよぎったこと

  • 自分は買い手の 1/5 の手数料で済んだ
  • では価格交渉ではどうだったか
  • 仲介は「売りやすさ」を優先して、買い手の提示条件を自分に飲ませやすくしていたのではないか
  • もっと高く売れた可能性はなかったか
  • 自分の手数料が安かった分、価格交渉での「もう一押し」が抜けていたとしたら

両者の疑念が交差する。仲介を介した M&A の交渉プロセス全体に、利益相反の影が及ぶ。

確かめる術はない。ただ、信頼していた仲介に対する不信感が、拭えなくなった。

「結局、二人とも仲介を信じてたわけですよね」

「でも、本当にそれが業界相場だったのか…」

──ふたりとも、同じ仲介を見る目が変わった。さっきまで向け合っていた不満の矛先が、別の方向に揃った。

なぜ気付かなかったのか

なぜ気付かなかったのか。佐藤社長は考えた。

売り手買い手
手数料の見え方売却金額から引かれる → 直接の負担M&A 全体コストに紛れる → 痛みが分散
共有のしやすさお互い手数料の話はタブー寄り、不満があって初めて口に出る

つまり、両者は通常、手数料を共有しない。だから格差が「表に出ない」。

業界の構造を、解剖する

4-1. 「売り案件」の経済学

「売り案件」は仲介にとって取り合いの金脈。

  • 売り手獲得競争 → 売り手手数料を安く設定
  • 買い手は「待ち」の側 → 選択肢が限られた中で仲介を選ぶ
  • この構造が、買い手側に「取れる余地」を残す

この「片方を安くして、もう片方から大きく取る」という構造は、経済学では 代理人問題(エージェント・プロブレム) と呼ばれる典型的な利害不一致リスクの一種です。業界の主流(94.5%)が同額体系を採っているのは、この構造的リスクを設計の段階で抑制する選択をしているとも解釈できます(詳細は APPENDIX I)。

4-2. なぜ売り手手数料 100 万でも仲介は OK か

100 万の売り手手数料は、仲介にとって人件費を考えると赤字に近い。それなのに執着するのは──

売り案件そのものが、買い手を集める「呼び水」として機能するからだ。

仲介にとっては、魅力的な売り案件を抱えていること自体が営業力になる。そういうリストがあれば、買い手は自然と集まってくる。

不動産・金融・VC・人材紹介などでも見られる構造で、売り手側を赤字覚悟で獲得しても、買い手側で取り返せれば事業として成立する。これ自体は、ビジネスモデルとして合理性のある選択肢ではある。

ただし、この構造を採る仲介と、両側同額で採らない仲介がいる──その違いが、データに表れる。

4-3. なぜ 94.5% の社は同額体系なのか

業界全体の 94.5%(2,370 社) は売り手・買い手 ほぼ同額の体系を採っている。これは健全社の論理として説明できる:

  • 説明コストが低い:両者に同じ条件として提示すれば説明が一貫
  • 紛争リスクが減る:後で格差が判明しても問題にならない
  • 信頼形成しやすい:「中立」を実態で示せる
  • 長期ブランド毀損を避けやすい:業界評判への投資

つまり、同額体系は経済合理性のある選択であり、業界の主流は 健全な市場分析の結果としての均衡 にある。

業界 3,394 社の実態

2024 年 8 月に 「中小 M&A ガイドライン」第 3 版(中小企業庁)が改訂され、双方への手数料開示が義務化されました。法律やルールが変わったことで、こうした格差は過去のものになったのでしょうか?

そこで私たちは、中小企業庁 M&A 支援機関登録制度における 2026 年 5 月現在の最新の届出データをもとに、業界の実態を独自に集計・分析しました。すると、業界全体の主流とは別の、特定のビジネスモデルを選択していると推察される一部の数値が浮き彫りになりました。

業界全体を集計してみると──




94.5%
同額体系
業界 3,394 社の手数料格差分布

94.5% ほぼ同額(2,370 社)= 業界の主流

4.8% 軽-中度格差(111 社、1.05-3 倍)

0.7% 顕著な格差(17 社、5 倍以上)

※ 仲介 buy/sell 完備 2,508 社が分析対象
※ 社数比率と市場での接触頻度・広告露出量は
一致しない可能性があります

業界 3,394 社の手数料格差分布(仲介 buy/sell 完備 2,508 社)


94.5%(2,370 社)の主流:ほぼ同額の体系


0.7%(17 社)
5 倍以上の顕著な格差


1.5-3 倍(107 社・4.3%)


同額
最大 25 倍


業界 3,394 社の手数料格差分布(仲介 buy/sell 完備 2,508 社)

Source: 中小企業庁 M&A 支援機関登録時の届出データ(2026-05-24 取得、JFSC 独自集計)

格差グループ社数%
ほぼ同額(0.95-1.05 倍)2,37094.5%
5 倍以上の顕著な格差170.7%
業態別 median ratio全業態で 1.00 = 個社問題

そして気付いた──

別基準社の 売り手最低手数料は中央値 100 万。同額社(300 万)の 1/3 だ。

つまり、これらの社は 「小型案件の売り手」を広く獲得し、買い手側で取り立てる モデルを採っている。

──佐藤社長は手帳を閉じた。

自分も、田中さんも、まさにそのモデルの対象だった。資金的に厳しい中小オーナー。初めての M&A。業界相場の判断材料がない。

情報格差が生じやすい層・価格比較が難しい層・初回 M&A 当事者 が、別基準モデルの主たる対象になる構造。

業界全体は健全だが、0.7% の歪みが、業界全体への疑念を生む構造を作っている。

なお、社数比率と、市場での接触頻度・広告露出量は一致しない可能性がある。つまり 17 社という数字以上に、市場で出会う確率は高い場合もある。

契約前に、確認できたこと

クロージング前に、両側の料金体系を確認していれば違和感を察知できた。

「中立」と言葉で説明されても、料金体系の構造を確認しないと本当の意味での中立性は判断できない。

具体的な確認手段
中小企業庁の 登録支援機関データベース で、検討中の仲介会社の手数料体系を公開情報として確認できます。売り手側・買い手側の最低手数料、算出基準、階層構造を比較し、5 倍以上の格差があれば契約前に説明を求める習慣を。

自分の手数料だけ見て選ぶのは、片目で見るのと同じ。

結びに

業界全体は健全。ただし一部の別基準社が、業界全体への疑念を生む構造になっている。

契約前に「両側の料金体系」を確認する習慣を。公開情報からでも確認できる時代。

仲介会社を選ぶ前に、提案書で次の 3 点を確認してください:

  1. 売り手側の最低手数料が極端に安くないか(100〜200 万円台など)
  2. 買い手側の手数料体系を、口頭ではなく規定(PDF・パンフレット)で開示してくれるか
  3. その差が 3 倍、5 倍と開いていないか

そして面談時には、こう質問してください:

  1. 「御社の『買い手側の最低手数料』と『レーマン方式の適用テーブル』を、書面(または PDF)で見せていただけますか?」
  2. 「この案件が成約した場合、御社が買い手側から受け取る総報酬は、私の支払う額の何倍になりますか?」
  3. 「中小企業庁の登録支援機関データベースに登録されている文面と、今提示されている契約書の報酬規定に相違はありませんか?」

これらの質問は、仲介会社を困らせるためのものではありません。本当に中立かつ誠実に業務を行っている 94.5% の同額体系の会社であれば、どれもオープンに、かつ即答できる内容ばかりだからです。

逆に、もし言葉を濁したり、書面提示を拒んだりする場合は、その時点で警戒のサインかもしれません。

私たち日本財務戦略センターは、業界 3,394 社のこのデータを集計しました。
0.7% の歪んだ構造を、数字として観測しました。

少なくとも料金構造については、対称性を保つ設計を採っています。
(同額体系が利益相反をゼロにするわけではありませんが、構造的なバイアスの一つは取り除けます)

付記:
現在のガイドラインでは、仲介会社は売り手・買い手の双方に対し、両者の手数料体系を書面で説明することが前提となっています(中小企業庁「中小 M&A ガイドライン」第 3 版、2024 年 8 月 30 日改訂)。
ただし、説明が十分になされなかった場合や、書面の細部まで読まれなかった場合には、本記事のような状況が生じる可能性は残ります。本記事は、制度そのものではなく、その運用と読み手側の確認習慣について、構造的なリスクを共有することを目的としています。

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APPENDIX(検証データ・折りたたみ)

A. データソース・集計方法

データソース:中小企業庁 M&A 支援機関登録制度(https://ma-shienkikan.go.jp/)における登録時届出データ

取得日:2026 年 5 月 24 日

社数:3,394 社(仲介 buy/sell 完備 2,508 社が分析対象)

集計方法:fees_all 4 サイド(FA_buy / FA_sell / Inter_buy / Inter_sell)の min_fee_man(最低手数料・万円単位)を比較。仲介の buy/sell ratio = buy 最低手数料 ÷ sell 最低手数料 で格差倍率を算出。

B. 業界全体 min_fee 統計
sidenmean(万円)median(万円)minmax
Inter_buy(仲介・買い手側)2,539543.730034,000
Inter_sell(仲介・売り手側)2,521518.230034,000
FA_buy(FA・買い手側)2,628542.030015,000
FA_sell(FA・売り手側)2,689520.930015,000

業界全体の平均で見れば、buy と sell はほぼ同水準(差 4-5%)。median は完全に同じ(300 万円)。

C. 格差倍率(buy/sell)9 段階分布
区分社数%
< 0.5(売り手 > 買い手 大)10.0%
0.5-0.8(売り手 > 買い手 中)80.3%
0.8-0.95(売り手 やや高い)10.0%
0.95-1.05(ほぼ同額)2,37094.5%
1.05-1.2(買い手 やや高い)40.2%
1.2-1.5(買い手 > 売り手 軽度)341.4%
1.5-2.0(買い手 > 売り手 中)652.6%
2.0-3.0(買い手 > 売り手 大)80.3%
> 3.0(買い手 >> 売り手 顕著)170.7%
D. 業態別 median ratio

業態別の格差倍率中央値は、ほぼすべての業態で 1.00(同額)。つまり業態の問題ではなく、個社の経営判断の問題。

  • 仲介専業(n=692):median ratio = 1.00
  • 税理士(n=355):median ratio = 1.00
  • 中小企業診断士(n=259):median ratio = 1.00
  • FA(n=227):median ratio = 1.00
  • 公認会計士(n=174):median ratio = 1.00
  • 信金・信組(n=81):median ratio = 1.00
  • 地方銀行(n=72):median ratio = 1.00
  • 行政書士(n=67):median ratio = 1.00
  • 弁護士(n=13):median ratio = 1.00
  • 社会保険労務士(n=12):median ratio = 1.00
E. 別基準社(格差 3 倍以上)の数字一覧(社名なし)
ratiobuy(万円)sell(万円)業態区分
25.02,500100仲介専業
10.010010仲介専業
5.01,500300仲介専業
5.0500100信金・信組
5.0500100仲介専業
5.0500100仲介専業
5.0500100仲介専業
5.0500100仲介専業
5.0500100仲介専業
5.0500100コンサルティング
5.0500100その他
4.02,000500仲介専業
4.0400100仲介専業
3.514040仲介専業
3.31,000300仲介専業
3.31,000300仲介専業
3.31,000300仲介専業

業態区分はほぼ全て「仲介専業」。売り手最低手数料の中央値は 100 万(同額社は 300 万)= 1/3。買い手側で 5 倍以上取って利益最大化するモデル。

F. 逆格差社(売り手 > 買い手)の数字一覧(社名なし)
ratiobuy(万円)sell(万円)業態区分
0.20100500金融機関・その他
0.50100200信金・信組
0.50100200コンサルティング
0.50100200コンサルティング
0.505001,000非専業(税理士)
0.505001,000コンサルティング
0.60300500仲介専業
0.751520非専業(税理士)
0.75150200仲介専業
0.91500550仲介専業

計 10 社(0.4%)。これらは買い手獲得競争 → 売り手取り立てモデルとも解釈できる。

G. JFSC ベンチマーク

日本財務戦略センター(JFSC)は、売り手・買い手で 同一の料金体系 を採用しています。両者から同じ算出基準で同じ手数料を頂く設計です。

公開料金表:https://jfsc.jp/houshu-taikei/

H. データの限界・注意事項
  • 本データは中小企業庁 M&A 支援機関登録時の届出データであり、実際の成約案件の手数料額とは異なる場合があります。
  • 「最低手数料」は階層体系の最低保証額であり、実際の手数料は案件規模に応じて変動します。
  • 「ratio」は最低手数料の比率であり、案件規模が大きくなるとレーマン方式等の階層適用で実態の比率が変動する場合があります。
  • 実名は本文・APPENDIX いずれにも記載していません。公開データに基づく集計ですが、個社批判ではなく業界全体の構造的傾向の指摘を目的としています。
I. エージェント・プロブレム(代理人問題)最小化の視点(同額体系の補強論)

エージェント・プロブレムとは、本人(principal)と代理人(agent)の利益が一致しないことから生じる経済学的問題です(Jensen & Meckling 1976)。M&A 仲介の場合、売り手と買い手の双方を代理する仲介者は、本質的に二重代理人状況にあり、エージェント・コストが発生します。

同額料金体系は、このエージェント・コストを部分的に緩和する設計と解釈できます:

  • シグナリング効果:「同額ならば、仲介者は売値の大小に中立」というシグナルを送信し、両者の信頼を獲得
  • インセンティブ整合:売値が上がると両者の手数料が同じ額上昇 → 仲介者は売値を上げようと動機づけられる
  • 担当者裁量のブレ抑制:個別ディールの恣意的な値引きや、案件欲しさの条件改変を抑制できる

ただし、同額体系は完全な利益相反解消ではなく、あくまで構造的バイアスの一つを取り除く部分的緩和策です。

参考:Jensen, M.C. & Meckling, W.H. (1976) “Theory of the Firm: Managerial Behavior, Agency Costs and Ownership Structure” Journal of Financial Economics, 3(4)

J. 規制側の対応状況

中小企業庁「中小 M&A ガイドライン」第 3 版(2024 年 8 月 30 日改訂)で、仲介会社は売り手・買い手の双方に対し、両者の手数料体系を書面で説明することが義務化されました(項目 16-17)。

禁止されているのは主に以下の行為です:

  • 買い手追加手数料による優先マッチング
  • 不当な低額誘導
  • 故意の非伝達

つまり、手数料の格差そのものは禁止ではなく、開示義務で透明化を担保する仕組みです。本記事は、制度の改正を踏まえた上で、運用と読み手側の確認習慣について構造的リスクを共有することを目的としています。

MAAA(M&A 支援機関協会)倫理規程(2024 年 1 月 1 日施行)でも、双方代理時の手数料説明義務化、手数料増額時の相手方通知義務化が定められています。

公式 URL:

あわせて読みたい(弊社の独自調査):M&A仲介の大手4社を、決算書から読んでみる ── 高い年収を支えているものは何か

同じく一次データで構造を可視化した当社の独自調査として、業種別Googleクチコミ データ分析レポート も公開しています。都内の業種別クチコミを匿名集計し、件数・星・投稿者の素性から口コミの読み方を検証したものです。

公開日: 2026年5月26日 / 最終更新日: 2026年6月17日
五十嵐 悠一

執筆者

五十嵐 悠一(いがらし ゆういち)

株式会社日本財務戦略センター 代表取締役

京都大学経済学部経営学科卒業。株式会社損害保険ジャパン本店営業部、東証上場M&A仲介会社を経て、2020年5月に日本財務戦略センターを設立。中小企業のM&A仲介・事業承継支援を専門とし、医療・介護・食品製造・流通卸・機械製造分野の成約実績を持つ。

資格:プロフェッショナルCFO(日本CFO協会)/M&Aエキスパート(金融業務2級 事業承継・M&Aコース)

公的登録:中小企業庁 M&A支援機関 登録事業者/一般社団法人 M&A支援機関協会 正会員

メディア登壇:株式会社サイゾー Business Journal ウェブセミナー講師「【売り手向け】M&Aを成功させるための具体的な行動・プロセス・知識」(2022年6月)[公式告知]

専門家コラム寄稿:BATONZ(国内最大級M&A プラットフォーム)に M&A・事業承継 74本(2021年〜継続)[コラム一覧]

|LinkedIn|X (@jfsc2020)|BATONZ

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の案件における法務・税務・会計判断を提供するものではありません。法務・税務・会計の個別判断は、弁護士・税理士・公認会計士等の専門家にご相談ください。M&Aのスキーム設計・タイミング・買い手探し等のアドバイザリーは、株式会社日本財務戦略センターにご相談ください。記載内容は公開時点の情報に基づき、法令改正や市場変動により最新の状況と異なる場合があります。

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A. 株式会社日本財務戦略センター(JFSC)は、中小企業オーナーの M&A・事業承継を「自分事として最後まで完結する」ためのご相談先です。仲介の独断ではなく、売り手の判断材料を整える立場を貫いています。会社概要もご覧ください。
共通Q2. 相談したら、必ず M&A しなければいけませんか?
A. いいえ、ご相談のみで結構です。相談後に「今回は見送ります」と判断いただいても問題ありません。M&A 以外の選択肢(廃業・親族承継・事業再生)も含めてご一緒に整理します。まずは無料相談からお気軽にどうぞ。
共通Q3. 相談料・着手金は発生しますか?
A. 初回相談・簡易査定・進行中の段階まで、すべて無料です。日本財務戦略センターは完全成功報酬制を採用しており、M&A 成約時のみご報酬が発生します。着手金・中間金・月額顧問料は一切いただきません。なお、案件特性により外部専門家への依頼や登記等の実費(例:司法書士の登記費用、外部監査法人による資産査定、譲受企業側からの弁護士・公認会計士による DD 費用 等)が発生する場合は、必ず事前にご相談・ご同意のうえ進めますので、不意の費用負担は生じません。詳細は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q4. 一般的な M&A 仲介会社と、どこが違いますか?利益相反はどう開示されますか?
A. M&A 仲介は売主・買主の双方から報酬を得る「両手仲介」が業界慣行で、構造的な利益相反のリスクがあります。そのうえで、業界には「誘い込む仲介」と「公開する仲介」の二類型があると当社は考えています。日本財務戦略センターは後者の立場で、契約締結時に重要事項説明書を交付し、両手仲介の構造を含めて文書でご説明したうえで、売り手の判断材料となる情報を整え、買い手の都合で交渉を急がせない姿勢を貫きます。これは経済産業省・中小企業庁中小 M&A ガイドライン第 3 版・2024 年 8 月改訂、手数料算定基準の開示・買い手信用調査等を留意事項として明示)に則った対応です。二類型化の根拠は弊社独自の業界 20 社研究レポート、構造論の詳細は仲介契約 vs FA 契約の構造分析もご参照ください。
共通Q5. どれくらいの規模から相談できますか?
A. 年商数千万円規模の小規模事業から、数億円規模まで対応します。業界の多くの仲介会社では最低手数料を 2,000 万円以上に設定している傾向で、各社の最低手数料は中小企業庁M&A 支援機関登録制度・登録情報で確認いただけます。日本財務戦略センターの最低手数料は 700 万円で、小規模案件もお引き受けしています。具体的な報酬構造は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q6. 税金・法律のことを詳しく教えてもらえますか?
A. 税務・法務は税理士法・弁護士法により、具体的な提案は弁護士・税理士等の専門家のみが行えます。当社は業界慣行の一般論をご説明した上で、顧問の先生方にご確認いただく形でご案内します。必要に応じて専門家ネットワークのご紹介も無料で行っています。
共通Q7. 家族や従業員に知られたくないのですが、可能ですか?
A. ご相談段階から NDA(秘密保持契約)を締結し、徹底管理します。社名を公開せずに買い手候補へ打診する「ノンネーム打診」の進め方も可能です。守秘義務体制については情報管理ポリシーでご確認いただけます。
共通Q8. 成約までどれくらいの期間がかかりますか?
A. 標準的には 3〜6 ヶ月程度を目安としてお考えください。買い手候補と事前に綿密な調整を行い、売主オーナー様のペースで進行します。スピード優先で売主の利益を損なう進め方は致しませんが、売主オーナー様のご事情・ご要望に応じて、最短 60 日での成約実績もございます。
共通Q9. デューデリジェンス(DD)では、どのような立場をとりますか?
A. 日本財務戦略センターは、売主オーナー様の利益を最優先に検討する立場を貫きます。仲介業の構造的な利益相反論点については仲介契約 vs FA 契約の構造分析で詳述しており、DD 費用負担の判例実務は東京地裁 DD 費用判決の射程でご確認いただけます。必要に応じて第三者の公認会計士・弁護士・税理士等の専門家をご紹介し、買い手寄りに偏らない査定体制を整えます。中小企業庁中小 M&A ガイドラインの遵守事項に則り、適切な情報開示を行います。
共通Q10. 対応エリアは限られますか?
A. 全国対応可能です。首都圏はもちろん、各地方都市でもご相談実績があります。オンライン面談と現地訪問を組み合わせ、所在地を問わず売主様のペースで進行します。まずは所在地を問わない無料相談をご利用ください。

📅 本記事の情報基準日

本記事は 2026年5月26日 公開時点の情報に基づきます。税制・法令等は改正される場合があるため、最新の制度・税制は公的機関の公式情報をご確認ください。

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