2026.01.14 M&A実務 企業価値・価格

「うちの会社に価値はない」と思い込んでるオーナーへ。無料株価診断で「2.8億円」になった実例

この記事の要点
  • 1.「うちの会社に価値はない」は思い込みかも。帳簿にない土地の価値や、本当の稼ぐ力で値段は大きく変わります。
  • 2.プロは「将来どれだけ稼げるか」も評価します。決算書が赤字でも、役員報酬などを調整して会社の価値を計算します。
  • 3.会社の本当の価値を知ることは、事業承継や引退後の計画を具体的に考えるための、最初の確かな一歩になります。

LAST UPDATED2026-04-21最新の法令・税制に基づいて更新しています

最終更新日:2026-04-21

【監修】日本財務戦略センター(JFSC) M&Aコンサルティング部

「長年続けてきたが、うちの会社なんて大した価値はないよ」。もし事業承継を検討される経営者の皆様がそうお考えなら、その謙遜が、これまで築き上げてきた事業の未来の選択肢を狭めているかもしれません。実は、帳簿上の数字だけでは見えない「隠れた価値」が、M&A市場では正当に評価されるケースが非常に多いのです。

本記事をお読みいただくことで、以下の点が明確になります。

長年にわたり、多岐にわたる業種の事業承継・M&Aを支援し、多くの経営者様の未来を拓いてきた弊社JFSCが、現場の経験と深い知見を交えながら、会社の価値評価の真実を徹底解説します。まずは自社の「現在地」を知ることから、事業承継という未来への確かな一歩を踏み出しましょう。

1. なぜ「今」、売却予定がなくても企業価値評価(株価診断)を受けるべきなのか?

「まだ引退は先だし、売るつもりもない」。そうおっしゃる経営者の皆様にこそ、私たちは企業価値評価(株価診断)をお勧めしています。なぜなら、これは「売却の準備」ではなく、長年大切に育んできた会社の未来を守るための「経営の健康診断」に他ならないからです。

理由1:経営の「羅針盤」となり、的確な意思決定を可能にする

自社の客観的な価値を知ることは、経営の羅針盤を手に入れることです。例えば、評価額が「5,000万円」なのか「3億円」なのかで、今後の設備投資の規模や新規事業への挑戦、あるいは借入金の返済計画など、あらゆる経営判断の質が変わってきます。

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【実務での経験】 弊社が支援した実務では、診断結果を基に金融機関と交渉し、より有利な条件での融資を引き出した経営者様もいらっしゃいます。「第三者機関による客観的な評価額」は、金融機関に対する強力な説得材料となり得ると考えられます。

理由2:予期せぬリスクからご家族と従業員を守る「盾」となる

経営者の突然の病気や事故、あるいは相続の発生は、誰にも予測できません。もしもの時、残されたご家族が会社の価値を知らなければどうなるでしょうか。

事前に公正な評価額を把握しておくことは、こうした悲劇を防ぎ、ご家族と従業員の生活を守るための最低限の備えの一つとなり得ます。これは、事業を次世代へ円滑にバトンタッチするための重要な準備と言えるでしょう。

理由3:事業承継の選択肢を具体的に検討できる

会社の価値が分かれば、事業承継の選択肢が現実味を帯びてきます。

後継者不在率が6割を超える現代[出典: 帝国データバンク「全国企業「後継者不在率」動向調査(2023年)」]において、M&Aはもはや特別な選択肢ではありません。あらゆる可能性をテーブルに乗せて検討し、次世代へ事業を橋渡しするためにも、まずは自社の価値を知ることがスタートラインとなります。

2. M&Aのプロが使う企業価値評価の仕組みと2026年の市場動向

「会社の価値」と一言で言っても、その計算方法は一つではありません。ここでは、M&Aの実務で主に使われる評価の考え方と、2026年現在の市場動向を、専門用語をかみ砕いて解説します。

企業価値評価の3つのアプローチ

会社の価値を測る物差しは、大きく分けて3つあります。プロはこれらを複合的に用いて、多角的に価値を分析します。

1. コスト・アプローチ(純資産価額法)

2. インカム・アプローチ(割引キャッシュフロー(DCF)法など)

3. マーケット・アプローチ(類似会社比較法EBITDAマルチプル法)

2026年の主流「修正EBITDAマルチプル法」を徹底解説

現在の中小企業M&Aにおいて、最も広く使われているのがマーケット・アプローチの一種である「修正EBITDAマルチプル法」です。この計算式を理解することが、貴社の本当の価値を知る鍵となります。

> 企業価値 ≒ 時価純資産 +(修正EBITDA × マルチプル(倍率))

一見難しそうですが、一つずつ見ていきましょう。

① 時価純資産:帳簿にはない「含み益」を洗い出す

これは、決算書の貸借対照表(バランスシート)に載っている純資産を、現在の時価に直したものです。特に重要なのが不動産です。

【案件事例として】 創業30年の製造業のケース。本社工場の土地を決算書で見ると、取得時の価格である「簿価2,000万円」と記載されていました。しかし、周辺の地価上昇により、現在の「時価」を鑑定したところ「1億円」の価値があることが判明。この差額8,000万円が「含み益」として企業価値に上乗せされることがあります。このように、古い会社ほど大きな含み益が眠っている可能性があります。

② 修正EBITDA(イービットディーエー):会社の「本当の稼ぐ力」

EBITDAとは、簡単に言えば「会社が本業で生み出す現金の力」を示す指標です。税金や借入金の支払い方、減価償却の方法といった会社ごとの違いをならして、収益力を比較しやすくした数字です。

> EBITDA ≒ 営業利益 + 減価償却費

さらに重要なのが「修正」という言葉です。中小企業では、経営の実態が必ずしも決算書の数字通りではないことが多々あります。そこで、オーナー経営者特有の支出などを調整し、より実態に近い収益力を算出します。これが「修正EBITDA」です。

<主な修正項目>

これらの修正項目や税務上の取り扱いについては、税理士等の専門家にご確認いただくことをお勧めします。 これらの修正を行うことで、決算書上の利益が赤字でも、修正EBITDAは大きな黒字になるケースは決して珍しくありません。

③ マルチプル(倍率):会社の「将来性・魅力」への期待値

マルチプルとは、修正EBITDAに掛ける倍率のことで、いわば「会社の将来性や魅力に対する市場からの期待値」です。2026年現在、安定した中小製造業であれば4〜6倍がひとつの目安ですが、この倍率は様々な要因で変動します。

<マルチプルが高くなる要因>

このマルチプルこそが、長年かけて築き上げてきた会社の「のれん(ブランド価値や信用)」が数字として評価される部分なのです。この考え方は、国も「中小M&Aガイドライン」の中で推奨しています。[出典: 中小企業庁ウェブサイト]

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3. 【実例解説】「価値がない」は思い込み。評価額が激変した3つのケース

理論だけではピンとこないかもしれません。ここでは、私たちが実際に手掛けた案件の中から、「オーナーの自己評価」と「M&A市場の評価」が大きく異なった3つの事例をご紹介します。弊社では、G社の社長のように、ご自身の会社に価値がないと思い込んでいる複数の売り手様オーナー様から、同様のご相談をいただくことが少なくありません。

ケースA:実質利益の再評価で評価額が1.3億円アップした精密金属加工業

F社の社長は、ご自身の引退を考え始めたものの、「長年の取引先への義理もあるし、会社をたたむのは忍びない」というお気持ちでした。当初の自己評価は、決算書上の純資産と利益を単純に見ただけの金額でした。

【JFSCの分析と評価】 弊社は詳細なヒアリングと資料分析から、決算書には表れないF社の「本当の稼ぐ力」を算出しました。

1. 役員報酬の修正:社長と奥様の役員報酬(合計3,000万円)を、同規模企業の平均的な水準(1,800万円)に修正。+1,200万円 2. 私的経費の修正:実態として私的利用に近い交際費や車両関連費を精査。+300万円 3. 減価償却費の加算:設備投資に積極的だったため、減価償却費が毎年1,500万円計上されていた。

これらを基に算出した「修正EBITDA」は、5,000万円(営業利益2,000万円 + 修正額1,500万円 + 減価償却費1,500万円)となりました。

F社は特定のニッチ分野で高い技術力を誇り、安定した受注基盤があったため、市場評価の高いマルチプル5倍を適用。その結果、算出された企業価値は以下の通りです。

> 時価純資産1.3億円 +(修正EBITDA 5,000万円 × 5倍)= 企業価値 3.8億円

当初の自己評価1.5億円を大幅に上回る3.8億円という評価額が提示され、社長は大変驚かれていました。最終的に、F社の技術力を高く評価した大手メーカーとのM&Aが成立し、社長は十分な引退資金を確保するとともに、従業員の雇用と取引先との関係も維持することができました。これはまさに、長年築き上げた事業を次世代へ承継する理想的なバトンタッチの形と言えるでしょう。

ケースB:赤字・債務超過から従業員の雇用を守り抜いた部品製造業

G社は原材料価格の高騰と海外製品との競争激化により、厳しい経営状況にありました。社長は個人保証の借入金も抱え、「従業員に申し訳ないが、廃業して破産するしかない」と、完全に諦めている状態でした。

【JFSCの分析と評価】 弊社は、財務諸表という「過去の成績表」だけでなく、G社が持つ「未来の可能性」に着目しました。

G社は、ある特殊な業界で必須となる、今では新規取得が極めて困難な許認可を保有していました。

大手企業が参入しないニッチな市場で、40年かけて築き上げた独自の販売チャネルを持っていました。

買い手候補である同業他社にとって、この許認可と販路は「ゼロから構築するには最低でも3年と数千万円のコストがかかる」ものでした。つまり、G社を買収することは「時間と事業機会を買う」ことと同義だったのです。

結果として、買い手企業はG社の借入金を全額肩代わりし、さらに社長の個人保証も解除。従業員の雇用も全員維持するという条件でM&Aが成立しました。社長は「価値は0円どころか、マイナスだと思っていた。廃業では絶対に守れなかった従業員の生活を守れて、本当に感謝している」と涙ながらに語ってくださいました。これは、まさしく事業を次世代へ橋渡しし、従業員の未来を守る承継の成功事例です。

4. もし診断結果が予想より低かったら?――価値向上のための処方箋

もちろん、すべての企業に高い評価額がつくわけではありません。しかし、もし診断結果がご自身の期待より低かったとしても、決して落胆する必要はありません。それは「会社の伸びしろ」が具体的に示された、と考えるべきです。

「健康診断」で改善点が見つかれば、生活習慣を見直すのと同じです。企業価値評価の結果は、会社の価値をさらに高め、より良い形で次世代へ承継するための「処方箋」となります。

処方箋①:収益構造の「磨き上げ」

評価が低い最大の原因は、多くの場合、収益性の問題です。まずは利益のボトルネックとなっている部分を特定し、改善に取り組みます。

1〜2年かけて収益性を改善し、修正EBITDAを向上させることで、企業価値を数千万円単位で引き上げた事例は数多くあります。

処方箋②:経営管理体制の強化

買い手が重視するのは「社長がいなくても会社が回る仕組み」です。いわゆる「属人性」の排除が、企業価値を大きく左右します。これは、次世代への円滑なバトンタッチを可能にするためにも不可欠な要素です。

【実務での経験】 ある案件事例では、それまで年1回だった決算を月次決算体制に切り替え、経営状況をタイムリーに把握できるようにしただけで、買い手からの信頼性が格段に向上しました。結果として、当初の想定よりもマルチプルが0.5倍高く評価され、成約価格が数千万円アップしました。

まずは「現在地」を知ること。そこから、会社の価値を最大化し、次世代へ確かな形で事業を承継するための戦略的な取り組みが始まるのです。

5. 日本財務戦略センター(JFSC)の無料企業価値診断の流れ

「一度相談したら、しつこく営業されそう…」「複雑な手続きが必要なのでは?」といったご心配は無用です。私たちのプロセスは、オーナー様のお気持ちを第一に、シンプルかつ丁寧に進めます。

1. お問い合わせ(無料) ウェブサイトのフォームまたはお電話にて、お気軽にご連絡ください。この段階で会社名が外部に知られることは一切ありません。

2. 秘密保持契約(NDA)の締結 具体的なお話を進める前に、必ず秘密保持契約を締結します。オーナー様からお預かりした情報が外部に漏洩することは決してありませんのでご安心ください。

3. 資料のご提出 直近3期分の決算書(勘定科目内訳明細書を含む)をご提出いただきます。

4. トップ面談(ヒアリング) 経験豊富なコンサルタントが、決算書だけでは分からない貴社の強み、歴史、そしてオーナー様が大切にされている「想い」をじっくりお伺いします。

5. 診断レポートのご提出とご説明 客観的なデータとヒアリング内容を基に作成した、詳細な企業価値評価レポートをご提出します。私たちは数字を一方的に突きつけるのではなく、その数字の背景にある意味をご説明し、「この価値を基に、どのような未来を描けるか」を共に考える対話の場としたいと考えています。

弊社は、着手金などを一切いただかない「完全成功報酬」を採用しています。これは、M&Aの成立という最終的なゴールまで、オーナー様と伴走し、事業の次世代への橋渡しを全力で支援する覚悟の証です。

結びに:その「謙遜」が、会社の価値を毀損させていませんか?

「いずれ考えよう」。多くの経営者の皆様がそうおっしゃいます。しかし、その先送りが、気付かぬうちに会社の価値を下げ、従業員の未来を不確かなものにしているかもしれません。

市場が活況で、買い手の意欲が高い「今」だからこそ、有利な条件を引き出し、円滑な事業承継を実現できる可能性があります。経営の選択肢がまだ豊富に残されている健全なうちに、自社の本当の価値を把握しておくこと。それこそが、未来への最良の備えであり、長年築き上げた事業を次世代へバトンタッチする経営者としての最後の責任とも言えるのではないでしょうか。

今日知る「自社の価値」が、明日からの経営の景色を変え、ご家族と従業員を守る盾となります。「まずは話を聞くだけ」「自社の立ち位置を知りたい」という動機で全く問題ありません。

決算書3期分という客観的な事実から、貴社の未来の可能性を一緒に見つけ出し、確かな事業承継のお手伝いをさせてください。

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免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の案件における法務・税務・会計判断を提供するものではありません。個別案件のご相談は、弁護士・税理士・公認会計士等の専門家にご確認ください。記載内容は公開時点の情報に基づきます。

最終更新日: 2026-04-21

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公開日: 2026年1月14日 / 最終更新日: 2026年5月22日
五十嵐 悠一

執筆者

五十嵐 悠一(いがらし ゆういち)

株式会社日本財務戦略センター 代表取締役

京都大学経済学部経営学科卒業。株式会社損害保険ジャパン本店営業部、東証上場M&A仲介会社を経て、2020年5月に日本財務戦略センターを設立。中小企業のM&A仲介・事業承継支援を専門とし、医療・介護・食品製造・流通卸・機械製造分野の成約実績を持つ。

資格:プロフェッショナルCFO(日本CFO協会)/M&Aエキスパート(金融業務2級 事業承継・M&Aコース)

公的登録:中小企業庁 M&A支援機関 登録事業者/一般社団法人 M&A支援機関協会 正会員

メディア登壇:株式会社サイゾー Business Journal ウェブセミナー講師「【売り手向け】M&Aを成功させるための具体的な行動・プロセス・知識」(2022年6月)[公式告知]

専門家コラム寄稿:BATONZ(国内最大級M&A プラットフォーム)に M&A・事業承継 74本(2021年〜継続)[コラム一覧]

|LinkedIn|X (@jfsc2020)|BATONZ

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本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の案件における法務・税務・会計判断を提供するものではありません。法務・税務・会計の個別判断は、弁護士・税理士・公認会計士等の専門家にご相談ください。M&Aのスキーム設計・タイミング・買い手探し等のアドバイザリーは、株式会社日本財務戦略センターにご相談ください。記載内容は公開時点の情報に基づき、法令改正や市場変動により最新の状況と異なる場合があります。

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よくあるご質問(FAQ)

この章のポイント
日本財務戦略センターへのご相談に関する共通の10問と、本記事に関する5問の計15問。
共通Q1. 日本財務戦略センターはどのような会社ですか?
A. 株式会社日本財務戦略センター(JFSC)は、中小企業オーナーの M&A・事業承継を「自分事として最後まで完結する」ためのご相談先です。仲介の独断ではなく、売り手の判断材料を整える立場を貫いています。会社概要もご覧ください。
共通Q2. 相談したら、必ず M&A しなければいけませんか?
A. いいえ、ご相談のみで結構です。相談後に「今回は見送ります」と判断いただいても問題ありません。M&A 以外の選択肢(廃業・親族承継・事業再生)も含めてご一緒に整理します。まずは無料相談からお気軽にどうぞ。
共通Q3. 相談料・着手金は発生しますか?
A. 初回相談・簡易査定・進行中の段階まで、すべて無料です。日本財務戦略センターは完全成功報酬制を採用しており、M&A 成約時のみご報酬が発生します。着手金・中間金・月額顧問料は一切いただきません。なお、案件特性により外部専門家への依頼や登記等の実費(例:司法書士の登記費用、外部監査法人による資産査定、譲受企業側からの弁護士・公認会計士による DD 費用 等)が発生する場合は、必ず事前にご相談・ご同意のうえ進めますので、不意の費用負担は生じません。詳細は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q4. 一般的な M&A 仲介会社と、どこが違いますか?利益相反はどう開示されますか?
A. M&A 仲介は売主・買主の双方から報酬を得る「両手仲介」が業界慣行で、構造的な利益相反のリスクがあります。そのうえで、業界には「誘い込む仲介」と「公開する仲介」の二類型があると当社は考えています。日本財務戦略センターは後者の立場で、契約締結時に重要事項説明書を交付し、両手仲介の構造を含めて文書でご説明したうえで、売り手の判断材料となる情報を整え、買い手の都合で交渉を急がせない姿勢を貫きます。これは経済産業省・中小企業庁中小 M&A ガイドライン第 3 版・2024 年 8 月改訂、手数料算定基準の開示・買い手信用調査等を留意事項として明示)に則った対応です。二類型化の根拠は弊社独自の業界 20 社研究レポート、構造論の詳細は仲介契約 vs FA 契約の構造分析もご参照ください。
共通Q5. どれくらいの規模から相談できますか?
A. 年商数千万円規模の小規模事業から、数億円規模まで対応します。業界の多くの仲介会社では最低手数料を 2,000 万円以上に設定している傾向で、各社の最低手数料は中小企業庁M&A 支援機関登録制度・登録情報で確認いただけます。日本財務戦略センターの最低手数料は 700 万円で、小規模案件もお引き受けしています。具体的な報酬構造は弊社の報酬体系をご確認ください。
共通Q6. 税金・法律のことを詳しく教えてもらえますか?
A. 税務・法務は税理士法・弁護士法により、具体的な提案は弁護士・税理士等の専門家のみが行えます。当社は業界慣行の一般論をご説明した上で、顧問の先生方にご確認いただく形でご案内します。必要に応じて専門家ネットワークのご紹介も無料で行っています。
共通Q7. 家族や従業員に知られたくないのですが、可能ですか?
A. ご相談段階から NDA(秘密保持契約)を締結し、徹底管理します。社名を公開せずに買い手候補へ打診する「ノンネーム打診」の進め方も可能です。守秘義務体制については情報管理ポリシーでご確認いただけます。
共通Q8. 成約までどれくらいの期間がかかりますか?
A. 標準的には 3〜6 ヶ月程度を目安としてお考えください。買い手候補と事前に綿密な調整を行い、売主オーナー様のペースで進行します。スピード優先で売主の利益を損なう進め方は致しませんが、売主オーナー様のご事情・ご要望に応じて、最短 60 日での成約実績もございます。
共通Q9. デューデリジェンス(DD)では、どのような立場をとりますか?
A. 日本財務戦略センターは、売主オーナー様の利益を最優先に検討する立場を貫きます。仲介業の構造的な利益相反論点については仲介契約 vs FA 契約の構造分析で詳述しており、DD 費用負担の判例実務は東京地裁 DD 費用判決の射程でご確認いただけます。必要に応じて第三者の公認会計士・弁護士・税理士等の専門家をご紹介し、買い手寄りに偏らない査定体制を整えます。中小企業庁中小 M&A ガイドラインの遵守事項に則り、適切な情報開示を行います。
共通Q10. 対応エリアは限られますか?
A. 全国対応可能です。首都圏はもちろん、各地方都市でもご相談実績があります。オンライン面談と現地訪問を組み合わせ、所在地を問わず売主様のペースで進行します。まずは所在地を問わない無料相談をご利用ください。
本記事Q11. 記事で「赤字でも価値がある」とありましたが、具体的にどのような点が評価され、無料株価診断ではどのように考慮されるのでしょうか?
A. 決算書上の赤字であっても、役員報酬や減価償却費などの費用を調整し、会社の「本当の稼ぐ力」である修正償却前利益(EBITDA)を算出します。また、帳簿に載っていない土地の含み益や、将来の事業計画に基づく成長性も評価対象となり得ます。
本記事Q12. 2026年の主流とされている「修正償却前利益(EBITDA)マルチプル法」について、当社の場合はどのような要素が評価額に影響するのでしょうか?
A. この評価法では、まず時価純資産で帳簿上の含み益を洗い出し、次に修正償却前利益(EBITDA)で会社の「本当の稼ぐ力」を把握します。最終的な評価額は、これらに加えて、業界の動向や貴社の事業の将来性、競合優位性などを示す「マルチプル(倍率)」によって変動する可能性がございます。
本記事Q13. まだ売却を考えていない段階で企業価値評価を受けるメリットとして、「経営の羅針盤」になるとの記事がありましたが、具体的にどのような経営判断に役立つのでしょうか?
A. 自社の客観的な価値を知ることで、今後の設備投資の規模や新規事業への挑戦、あるいは借入金の返済計画など、将来を見据えた経営判断の質を高めることができます。金融機関との交渉において、客観的な評価額が有利な条件を引き出す説得材料となるケースもございます。
本記事Q14. 経営者の万が一の事態に備える「盾」として、企業価値評価が役立つとありましたが、相続税対策として具体的にどのような準備が必要になりますか?
A. 事前に自社株の公正な評価額を把握しておくことは、相続税の納税資金準備や、ご家族が会社の価値を知らずに不当な買い叩きに遭うリスクを低減する上で重要です。具体的な相続税の計算や納税資金の準備、税務対策については、税理士等の専門家にご相談いただくことをお勧めします。
本記事Q15. もし無料株価診断の結果が予想より低かった場合、記事にあった「価値向上のための処方箋」として、JFSCではどのような支援を受けられるのでしょうか?
A. 診断結果が予想を下回った場合でも、JFSCでは収益構造の「磨き上げ」や経営管理体制の強化といった具体的な改善策をご提案できます。貴社の事業特性や課題に応じたオーダーメイドの戦略立案を通じて、企業価値を最大化するための伴走支援が可能です。

📅 本記事の情報基準日

本記事は 2026年1月14日 公開時点の情報に基づきます。税制・法令等は改正される場合があるため、最新の制度・税制は公的機関の公式情報をご確認ください。

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