2026.04.23

【国内初・当社調べ】売り手様視点で M&A の基本的なプロセスを 12 フェーズで体験できる意思決定ロールプレイングシミュレーターを公開

株式会社日本財務戦略センター(JFSC)は本日、中小企業オーナー向けの「M&A 売却ロールプレイングシミュレーター」を公開しました。当社調べの範囲において、売り手様視点で M&A 意思決定の基本的な流れを 12 フェーズで、さまざまな想定ケースをランダムに反映しながら Web 上で無料・匿名で体験できる意思決定体験型シミュレーターは、国内初の提供形態です。

このツールの特徴

提供情報

「国内初」訴求の根拠

公開に先立ち、当社は国内の M&A 関連ツールを徹底調査しました。大手 M&A 仲介会社 4 社、中堅仲介 5 社以上、M&A プラットフォーム 4 社、公的機関(中小企業庁・M&A 支援機関協会・事業承継・引継ぎ支援センター等)、海外ツール、個人制作コンテンツを網羅的に確認しました。

調査の結果、大手各社のツールは価値試算型またはマッチング型に限定されており、売り手様視点での 12 フェーズ意思決定体験型・公的基準準拠の Web 公開ツールは国内で確認できませんでした

先行する近接事例として note 記事内の個人制作シミュレーション(買い手視点・未完成・個人制作)、および海外(英国)の対面研修プログラム(英語のみ・有料)が存在するのみです。

「国内初」の表示は 2026 年 4 月 22 日時点の当社調査に基づくものです。詳細な調査記録は社内文書として保管しており、先行類似ツールの存在が後日判明した場合、訴求を見直します。

背景:深刻化する中小 M&A トラブルと、売り手様判断力を支える教材の必要性

近年、中小企業 M&A 市場では、悪質な譲受け事業者による経営者保証未解除・現預金流出・経営放棄といったトラブルが相次いで報道されています。2025 年 1 月には中小企業庁 M&A 支援機関登録制度における初の登録取消処分が発生、同年中に一般社団法人 M&A 支援機関協会は「特定事業者リスト」(悪質な譲受け事業者の情報を会員間で共有する制度)の運用を本格化しました。

中小企業庁は 2024 年 8 月、「中小 M&A ガイドライン第 3 版」を公表し、仲介業者に対する説明義務・誠実対応の水準を大幅に引き上げました。しかし、売り手様である中小企業オーナー自身が「悪質な仲介業者の営業トーク」と「誠実な専門家の助言」を見分ける実践的な教材は、国内に存在しませんでした。本シミュレーターは、この空白を埋めるべく、公的ガイドラインと実際の業界トラブル事例を踏まえて設計された、売り手様視点の自己学習ツールです。

※ 近年では大手 M&A 仲介会社を相手取る損害賠償請求訴訟も複数提起され、業界全体で売り手様保護の仕組みが問われています(参考:東洋経済 オンライン 2026-01 報道東洋経済 オンライン ルシアン HD 事案報道 等)。本シミュレーターでは固有名詞を伏せ、抽象化したパターンとして教材に反映しています。

あわせて、M&A 検討の全プロセスをカバーする一貫型ツール群も提供

本シミュレーターに加え、JFSC では以下の無料・匿名セルフ診断ツールを提供しており、M&A 検討の初期意思決定から成約後まで一貫して Web 上で体験できます。当社調べの範囲で、これら 4 ツールを統合した一貫型支援パッケージも国内初の提供形態です。

注意事項

本シミュレーターは一般的な M&A プロセスを抽象化した教材です。実際の M&A では業種特有の許認可や個別事情により確認すべき事項が大きく異なります。あくまで全体像把握の「地図」としてご活用ください。具体的なご相談は当社または他の M&A 支援機関協会 本制度参加会員までお問い合わせください。

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