島根県 医療法人 M&A・事業譲渡

島根県で医療法人の
M&A・事業譲渡を
ご検討のオーナー様へ

医療法人(医療法)(医療機関・クリニック・病院・診療所)の事業承継・M&A・事業承継対策に特化。
理事長承継・診療科目・医師会対応・カルテ承継・保険請求まで、実務目線で設計します。

島根県 医療法人 M&A・事業譲渡

代表からのメッセージ

MESSAGE

代表取締役 五十嵐 悠一
代表取締役
五十嵐 悠一
京都大学経済学部経営学科 卒業/日本CFO協会認定 プロフェッショナルCFO・M&Aエキスパート
損害保険ジャパン本店営業部(企業リスク・法務)→ 東証上場M&A仲介会社で多数の成約 → 2020年 日本財務戦略センター 創業

判断は、急がせた瞬間に歪む。

医療法人の承継は、出資持分や診療報酬の数字を超えて、患者さんとスタッフ、地域医療、そしてご自身の人生を引き渡す行為です。

都道府県知事の定款変更認可、出資持分の評価と移転、理事長要件の充足、保険医療機関指定の継続、地域医療構想との整合――。
仲介者には、医療法・健康保険法・一般法人法を踏まえた行政手続きの設計と、買い手・売り手・スタッフ・患者・行政の各当事者間の調整が同時に求められます。

中小企業庁 M&A支援機関登録事業者/M&A支援機関協会 正会員として、業界ガイドラインに則り、理事長先生の利益を第一に考え、医療専門税理士弁護士行政書士・社会保険労務士等の専門家と連携して進めます。

まずはご相談だけでも。

代表の想いを詳しく読む →

島根県の医療法人 M&A で実際に起こる論点

KEY ISSUES

医療法人の理事長変更

定款変更・社員総会決議・ 都道府県認可。持分なし医療法人は出資持分処理が論点。

保険医療機関指定の承継

厚生局への変更届・再指定。承継後 1 ヶ月は新規開設と同じ扱いの可能性。

常勤医師・薬剤師の確保

管理者(院長)の常勤維持・診療科目別の医師在籍基準。承継の最大リスク 。

カルテ・患者情報の引継

5 年間保存義務・個人情報保護法対応・電子カルテ移行設計。

─ こうした論点を、丁寧に整理します ─

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島根県 医療法人マーケット 最新データ

(出典:各一次ソース・統計を参照)

医療施設数(病院+診療所)
781 施設
令和5年医療施設静態調査(参考値)
→ 出典:帝国データバンク 2025年調査
人口10万対医師数
301 人
令和4年医師統計(全国平均262.1)
→ 出典:帝国データバンク 2025年調査
65歳以上医師比率
26.5 %
令和4年医師統計(確認要)
→ 出典:帝国データバンク 2025年調査
医師会会員数
870 人
島根県 医師会(令和7年12月・日本医師会確定値)
→ 出典:国土交通省 令和6年度施行状況調査

島根県 医療法人 M&A の固有論点

① 島根大学医学部と松江・出雲圏への集中

島根大学医学部附属病院(出雲市)の派遣が出雲・松江圏に集中。大田・邑南・江津等の中西部・隠岐島では医師確保が困難。

② 隠岐島の離島医療問題

隠岐島(隠岐の島町・西ノ島・海士町・知夫村)では医師の高齢化と後継者不在が深刻。島後・島前を結ぶ定期船の維持とセットで医療継続が社会課題。

③ 人口減少率が全国最高水準

島根県の人口減少率は全国上位で、2050年には60万人を割る見通し。長期患者数の先細りが最大のリスク要因。

④ 農業・漁業従事者の高齢医療需要

水産業・農業従事者の高齢化で慢性疾患・外傷需要が継続。過疎地の訪問診療機能を持つクリニック廃業時の社会インパクトが大きく、行政支援が付きやすい。

⑤ 医師会会員870人のコンパクト市場

島根県医師会(870人)は小規模だが会員間の相互紹介が活発。医師会との関係構築が離島・山間部の案件発掘に直結します。

当社が設計するもの

SCOPE OF SUPPORT

01
出資持分評価の最大化を設計する

時価純資産+ のれん評価を軸に、持分あり医療法人の出資持分評価を最大化する設計を行います

02
医師・スタッフ継続性の確保

複数院体制を維持するための常勤医確保、施設基準の継続要件充足、看護師・コメディカルの労働条件擦り合わせ

03
行政手続きの並走管理

都道府県知事の定款変更認可(医療法46条の6)、厚生局への保険医療機関変更届、法務局への役員変更登記、 保健所へ

04
地域医療構想との整合戦略

2040年新地域医療構想(令和6年末取りまとめ)への移行を視野に、病床機能区分の維持・転換、地域医療構想調整会議との事前

後継者の息子は、まだ研修医だ。
理事長要件を、満たしていない。
あと2〜3年で、私は退かなければならない。

うちの法人は、昭和60年設立の持分あり。
この持分を、どう評価するのか。
税理士弁護士でも、答えが割れた。

3院体制を維持するには、
各院に常勤医がいなければならない。
私が抜けた後の穴を、誰が埋めるのか。

2026年改定で、生活習慣病管理料が変わった。
主力の慢性疾患外来の収益構造が崩れた。
買い手は、将来の収益をどう見るのか。

地域医療を、絶やすわけにはいかない。
看板を畳むだけが、終わり方ではない。
託すという選択肢を、知っておきたい。

渡し方を設計する、
4つの柱

FOUR PILLARS

出資持分評価の
最大化を設計する

時価純資産+のれん評価を軸に、持分あり医療法人の出資持分評価を最大化する設計を行います。認定医療法人制度(令和8年12月31日期限)の活用判断、退職金スキームとの組み合わせも含め、医療専門税理士公認会計士と連携して整理します。

医師・スタッフ継続性の
確保

複数院体制を維持するための常勤医確保、施設基準の継続要件充足、看護師・コメディカルの労働条件擦り合わせ。買い手側の医師確保前提と、現体制の継続意思を擦り合わせ、社会保険労務士と連携して引継ぎを設計します。

行政手続きの
並走管理

都道府県知事の定款変更認可(医療法46条の6)、厚生局への保険医療機関変更届、法務局への役員変更登記、保健所への管理者変更届を時系列で並走管理。行政書士と連携し、認可・届出・登記スケジュールを契約と一体で設計します。

地域医療構想との
整合戦略

2040年新地域医療構想(令和6年末取りまとめ)への移行を視野に、病床機能区分の維持・転換、地域医療構想調整会議との事前調整を承継スキームに組み込みます。承継対価の算定にも影響する論点を、初期相談時から並走で整理します。

成約事例

CASE STUDIES

CASE A / 当社成約事例
有床診療所19床(持分あり)
地域医療支援病院グループへ承継
「持分の評価額が、誰に聞いても答えが違った。」
出資持分譲渡:約8,000万円相当 + 理事長5年勤務継続
※当社成約事例の一般化・匿名化、個別案件で大きく異なります。相場を示すものではありません
「持分譲渡+合併で、
地域医療を残せた。」
CASE B / 当社成約事例
複数クリニック3院(持分なし)
ヘルスケアファンド出資の医療グループへ承継。
「持分なしだと、出口で評価がつかないと言われた。」
退職金スキームで対価設計 + 社員変更・役員変更完了
「3院体制も、常勤医も、
そのまま残せた。」
CASE C / 業界平均モデル
病院50床+分院クリニック1院
急性期過剰区域、地域医療支援病院が吸収合併。
「都道府県から回復期転換を求められていた。」
吸収合併(医療法57条)補助金活用、回復期転換前提で事前調整
「機能転換も承継も、
同時に整理できた。」

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法人を守り、患者を守り、
スタッフを守り、先生の次の人生を設計する。 --- 出資持分の評価・理事長交代・
保険医療機関指定の変更、
そして地域医療構想との整合まで。

都道府県知事認可・厚生局届出
法務局登記を一体で設計し、
承継後の混乱を未然に防ぎます。

図解で見る ― 医療法人 M&A の論点マップ

VISUAL OVERVIEW

即答:株式譲渡 vs 事業譲渡(医療法人特有)

医療法人の形態 M&Aスキーム 特徴
持分あり医療法人 (2007年以前設立/経過措置型) 出資持分譲渡 (主流) 覚書→持分譲渡契約→持分移転→臨時社員総会で社員変更決議→臨時社員総会で理事変更決議→臨時理事会で理事長変更決議。経営権(議決権)は社員総会での社員交代手続きが別途必要。法人格継続のため保険医療機関コードも維持される。
持分なし医療法人 (2007年以降の新設/基金拠出型) 社員変更+ 理事長・役員交代 持分譲渡は不可。社員変更+役員変更で所有権・経営権を移転。対価は退職金として支払う設計が一般的(退職所得課税)。基金拠出型は基金返還・再拠出を組み合わせる。
医療法人グループ統合 合併 (吸収合併・新設合併) 複数院を持つ医療法人グループの統合に活用。 都道府県知事の認可が前提となる(医療法57条)。地域医療構想調整会議との事前調整も必要。

※ 個別案件の最適スキームは弁護士・税理士等の専門家とご相談ください。

─ スキーム選択は早めにご相談を ─

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いま、医療法人に
起きていること

DATA & CONTEXT

医療法人・病院の規模感
全国の医療法人数は 58,902法人(2024年3月、前年比+897)。病院数は 8,060施設(うち医療法人運営5,634施設、病床数829,040床、2024年)に達し、地域医療の中核を担っています。複数院運営・病院・有床診療所を抱える医療法人は、株式会社のM&Aとは全く別の手続き体系で承継を進める必要があります。
持分あり医療法人が依然として6割超
持分あり医療法人は 約62.5%(持分なしは37.5%、2024年6月時点)。2007年の医療法改正以降に新設された法人は持分なしですが、それ以前の経過措置型法人は今も多数残存します。出資持分の評価・移転・課税の論点を整理しないまま代替わりを迎えると、相続税・贈与税の課税リスクが顕在化します。認定医療法人制度(持分あり→なし移行、令和8年12月31日期限)の活用判断も含め、税理士弁護士との連携が不可欠です。
出典:厚生労働省/CBnewsマネジメント
医療機関の倒産・休廃業が過去最多
2024年の医療機関倒産は 64件で過去20年最多廃業・解散は 722件で過去最多、合計786件に達しました。診療所医師の平均年齢は 60.4歳、70歳以上が 23.0%を占めます。後継者不在率は医療業 61.8%と全業種平均(52.1%)を9.7ポイント上回り、全業種中3位の高水準です。「医師にしか継げない」という前提が、引退時期の判断を遅らせる構造的要因となっています。
第三者承継・グループ統合という選択肢
医療法人グループによる多院化、ヘルスケアファンドの本格参入により、複数院・病院クラスの医療法人を承継する受け手が育ってきました。事業承継・引継ぎ支援センター(公的機関)の成約件数も2023年度に 2,132件で過去最多を記録。「親族にしか渡せない」という時代は終わりつつあり、地域医療を継承する若手医師理事長、グループ系医療法人、ヘルスケアファンド出資の医療グループという「受け手の多層化」が進んでいます。

承継スキームの
3類型と特徴

SCHEME COMPARISON

医療法人の設立時期と形態によって、選択できる承継スキームが大きく異なります。持分あり経過措置型では「出資持分譲渡」、持分なしでは「社員変更+役員交代」、複数院統合では「合併(医療法57条)」が主な手法です。法人格が継続するため保険医療機関コードは原則維持されますが、理事長要件・社員総会決議・都道府県認可の各論点を同時並行で動かす必要があります。

医療法人の形態 M&Aスキーム 特徴
持分あり医療法人
(2007年以前設立/経過措置型)
出資持分譲渡
(主流)
覚書→持分譲渡契約→持分移転→臨時社員総会で社員変更決議→臨時社員総会で理事変更決議→臨時理事会で理事長変更決議。経営権(議決権)は社員総会での社員交代手続きが別途必要。法人格継続のため保険医療機関コードも維持される。
持分なし医療法人
(2007年以降の新設/基金拠出型)
社員変更+
理事長・役員交代
持分譲渡は不可。社員変更+役員変更で所有権・経営権を移転。対価は退職金として支払う設計が一般的(退職所得課税)。基金拠出型は基金返還・再拠出を組み合わせる。
医療法人グループ統合 合併
(吸収合併・新設合併)
複数院を持つ医療法人グループの統合に活用。都道府県知事の認可が前提となる(医療法57条)。地域医療構想調整会議との事前調整も必要。
医療法第46条の6による理事長要件
医療法第46条の6第1項により、医療法人の理事長は 医師または歯科医師であることが原則とされています(都道府県知事の認可を得れば例外あり)。このため、医療法人の買い手は医師・歯科医師個人、または医師を理事長に擁する医療法人グループ、ヘルスケアファンド出資の医療グループに限定されます。買い手探索の段階でこの要件を踏まえた絞り込みが必要となります。承継後の理事長候補(後継者の医師資格取得待ち期間)の暫定理事長設計も、案件設計の重要な論点です。
認定医療法人制度の活用判断
持分あり医療法人を持分なしへ移行する際、認定医療法人制度(令和8年12月31日期限)を活用すれば、出資者への払戻し時の贈与税・相続税が非課税となる優遇措置があります。承継スキームの設計段階で、移行のタイミング・要件充足の可否・認定取得後の運営要件(同族役員割合等)を精査する必要があります。最終的な税務・法務判断は、医療専門税理士弁護士等の専門家、および当社にご相談ください。

行政手続きの実務
「定款変更認可」と
「保険医療機関指定」を
どう扱うか

REGULATORY PRACTICE

医療法人M&Aの最大の論点は、都道府県知事による定款変更認可(医療法46条の6・47条)と、保険医療機関の変更届(厚生局:健康保険法65条)の取扱いです。理事長変更・社員変更・役員変更の各決議、認可・届出・登記を時系列で並走管理する必要があり、タイミングを誤ると診療報酬請求に支障が出ます。

①都道府県知事による定款変更認可
(医療法46条の6・47条)
所管:都道府県(医療政策課等)
理事長変更・社員変更・主たる事務所所在地変更・診療科目変更等は、定款変更にあたり都道府県知事の認可が必要です。申請から認可まで 2〜3か月を要するのが一般的で、事前相談を含めると承継予定日の 4〜6か月前からの着手が実務上の目安となります。

地域医療構想との整合性(病床機能区分の維持・転換)が論点となる案件では、都道府県との事前協議に追加で時間を要する場合があります。当社では認可スケジュールを契約締結・引継ぎ計画と一体で設計し、行政書士と連携して申請書類を整備します。
②保険医療機関の変更届
(健康保険法第65条)
所管:地方厚生局
理事長と管理者が変わる場合、地方厚生局への 保険医療機関の変更届が必要です。法人格が継続するため保険医療機関コードは維持されますが、書類一本で済む話ではなく、施設基準届出の整理・各種加算の継続要件確認・電子レセプトの設定等が連鎖的に発生します。

タイミングを誤ると、診療報酬請求に 返戻・査定リスクが生じます。承継月の請求は、旧体制と新体制で工程を分けて設計するのが望ましく、当社ではスキーム策定段階から実務に組み込みます。
③役員変更登記・社員総会議事録
(一般法人法準用)
所管:法務局(変更後2週間以内)
臨時社員総会での社員変更決議・理事変更決議、臨時理事会での理事長変更決議を経て、変更登記を法務局に2週間以内に申請する必要があります。議事録・選任承諾書・印鑑証明書等の書類整備を、認可手続きと並走させます。

持分あり医療法人では、社員変更(議決権の移転)と出資持分譲渡(財産権の移転)が別建ての手続きとなる点が、株式会社M&Aとの最大の差異です。両者を時系列で整合させる設計が、承継成否を分けます。
保健所への診療所・病院管理者変更届
(医療法施行規則)
所管:保健所(都道府県知事)
各院(病院・診療所)の管理者(管理医師)が変わる場合、保健所への 管理者変更届が必要です。複数院運営の医療法人では、各院の管理者交代スケジュールと、本部理事長交代スケジュールを別建てで整合させます。

X線装置・化学療法室・手術室等の構造設備に変更がある場合は、構造設備使用許可の再申請も同時並行で進めます。当社では行政書士・社会保険労務士と連携し、開示資料一式とスケジュール表を最初に提示します。
⑤地域医療構想調整会議との整合
(医療法第30条の14)
所管:都道府県(地域医療構想調整会議)
病院・有床診療所の病床機能(高度急性期・急性期・回復期・慢性期)は、地域医療構想で目標値が定められており、承継後も同じ機能で運営できるとは限りません。急性期過剰区域では回復期・地域包括ケアへの転換を求められる場合があり、都道府県との事前調整が必要です。

2040年新地域医療構想(令和6年末取りまとめ)への移行も視野に、中長期視点での機能再編を承継スキームに組み込みます。承継対価の算定にも影響する論点であり、初期相談時から並走で整理します。
⑥常勤医師・スタッフの労働契約承継
医師確保・施設基準維持
複数院体制を維持するには、各院に常勤医がいなければなりません。承継時点で常勤医・看護師の継続雇用を確保できないと、施設基準(入院基本料・外来加算等)の届出要件を満たせず、診療報酬収入が大きく減少するリスクがあります。

買い手側も医師確保を前提に評価額を提示するため、常勤医の継続意思確認・労働条件の擦り合わせを契約締結前後に慎重に設計します。スタッフへの開示タイミング、退職金・有給休暇・勤続年数の引継条件は、社会保険労務士と連携して整備します。
当社の役割
上記の手続きは、都道府県・厚生局・保健所・法務局・税務署・年金事務所等、複数の窓口に分かれます。当社は、これらの認可・届出・登記スケジュールを 承継契約・引継ぎ計画と一体で設計し、医療専門税理士弁護士行政書士・社会保険労務士等の専門家と連携してサポートします。理事長先生は診療と法人運営を続けながら、安心して引継ぎを進めることができます。

「廃業」と「承継」の
収支比較

CLOSURE vs SUCCESSION

病院・複数院運営の医療法人廃業する場合のコストは、個人診療所とは桁が異なります。比較すべきは、第三者承継の対価ではなく、廃業した場合の累積支出です。医療機関の廃業には、医療廃棄物処分・医療機器撤去・建物原状回復等で多額の費用が掛かります。規模により大きく異なるため、専門家にご相談ください(出典 1出典 2)。

廃業シナリオ vs 第三者承継シナリオ(参考概算・案件ごとに変動)
廃業の場合(支出側)
承継の場合(受取側)
建物解体費用
坪単価5〜15万円、延べ床1,000坪で
5,000万〜1億5,000万円規模
建物・設備は承継対象として
事業価値の一部に含まれる
医療機器処分費
MRI/CT等の大型装置で
数百万〜数千万円規模が発生
稼働中の医療機器は
営業権・事業価値として評価対象
スタッフ退職金
50人体制で
数千万〜1億円超の支出
雇用継続を交渉する設計
退職金支出は発生しない(または承継)
患者転院対応・記録管理
医療法施行規則20条による
カルテ5年間保管義務が継続
新理事長に診療継続性ごと承継
地域医療を絶やさない選択
出資持分・営業権
廃業時に出資持分の
払戻課税リスクが顕在化
出資持分譲渡で
時価純資産+のれん評価が現金化
概算収支
廃業には医療廃棄物処分・機器撤去・原状回復で
多額の支出が発生する場合があります(規模により異なります)
出資持分評価額の現金化と
地域医療継続を両立できます

※上記は典型的な傾向の整理であり、個別事例の数値は病床数・診療科・収益性・建物所有形態・スタッフ構成・出資持分の有無等により大きく変動します。当社では、初期相談時に 廃業シナリオと承継シナリオの収支比較を整理し、判断材料をご提供します。最終的な税務処理の確定は、医療専門税理士公認会計士にご確認ください。

「医師にしか継げない」という思い込み
多くの理事長先生が「医師にしか継げないし、地域に若い医師はいない」とおっしゃいます。しかし、近年は 医療法人グループによる多院化、ヘルスケアファンド出資の医療グループ、独立志望の若手医師と、受け手の多層化が進んでいます。新規開業の初期投資(病院クラスで数億〜十数億円規模)と比べ、稼働中の医療法人を承継するメリットは極めて大きく、診療圏に対して受け手が確実にいるか、まずは無料相談で確かめていただくことをお勧めします。

数字で見る 医療法人業界の現在地

INDUSTRY STATISTICS

市場の規模感・経営者動向(最新値)

医療法人 M&A に効いてくる法令の地図

LEGAL FRAMEWORK

主要法令

判例・賠償事例で見る リスクの輪郭

JUDGMENTS & LIABILITIES

主要判例

業界団体と連携先のマップ

INDUSTRY ASSOCIATIONS

主要業界団体
  • :医師の職能団体・医療政策への提言機関
  • :医療法人の利益代弁・経営サポート
  • :病院経営の課題解決・政策提言

保険の選び方と引継ぎ論点

INSURANCE

業種向け主要保険
  • :医療事故による患者賠償請求/引受 東京海上日動・日本医師会共済 等
  • :医療機関全体の患者事故・施設管理責任

承継スキームと税務の見取り図

M&A SCHEMES & TAX

主要スキームの税務取扱い

医療法人・クリニックM&Aの注意点

医療法人・クリニックのM&A・事業承継には、許認可承継・専門資格者の確保・運営基準充足・契約上の地位移転など、業種固有の注意点があります。実務上もっとも問題になりやすいポイントを整理しました。

  1. 1

    持分あり医療法人vs持分なし医療法人の評価・課税構造の相違

    平成19年4月以降設立の持分なし医療法人では出資持分が法的に存在しないため、時価純資産評価+のれん評価の枠組みが機能しません。持分あり医療法人の場合、出資者の払戻請求権や解散時残余財産分配権が相続税評価対象となる一方、持分なし医療法人では法人内蓄積利益が個人資産と見なされないため評価額が大きく異なります。スキーム選択時に税理士確認が必須です。

  2. 2

    保険医療機関指定の地理的制約と遡及指定リスク

    移転先が移転元から直線距離2km以内の場合のみ遡及指定が受けられます。2km超過時は遡及不可となり、移転後初月は保険診療ができない「開設扱い」となり患者継続性に直結する売上損失が生じます。クロージング日程決定時に必ず事前確認し、遡及期限(前月10日前後締め切り)までに申請手続きを完了させる必要があります。

  3. 3

    保険医・保険薬剤師の指定取得と契約上の地位移転

    医療法人化やM&A後、個別の保険医指定申請が必要となります。既存院長の指定を承継した新院長が引き継げず、厚生局への変更届提出から再指定までに約1ヶ月を要します。その間、患者のレセプト請求に支障が生じるため、契約上は保険医指定完了までを引き継ぎ条件に組み込む必要があります。

  4. 4

    認定医療法人制度の活用(令和11年12月期限)

    持分あり医療法人から持分なし医療法人への移行を計画する場合、期限(令和11年12月末)までに厚労省認定を受け、認定後5年以内に移行を完了すると、持分放棄時の贈与税課税が回避できます。相続税対策として有効ですが、認定申請~移行完了までの時間軸が限定的です。

  5. 5

    職員の配置基準継続と雇用契約の移転リスク

    医療法上の診療科ごと医師配置基準、看護職員配置基準の維持がM&A後も継続されることを契約で確認する必要があります。M&A交渉段階で既存職員の雇用継続意思確認が不十分な場合、開設許可更新時に基準未充足となり業務停止リスクが生じます。

  6. 6

    MS法人活用による間接的対価設計の可否検討

    持分なし医療法人では直接的な持分譲渡ができないため、医療法人と関連する医療サービス提供会社(MS法人)の株式譲渡を組み合わせて対価を構成することが実務的選択肢となります。ただし過度な利益流出は税務リスクとなるため、事前に税理士と法務的妥当性を協議する必要があります。

  7. 7

    開設許可の更新申請タイミング(有効期限6年)

    医療法に基づく開設許可は6年ごとの更新が必須です。M&A完了後の更新タイミングが契約前後のいずれに該当するかで、新運営者が申請主体となるか旧運営者が継続申請するかが変わります。クロージング日程と更新期限の整合を事前確認し、手続き負担と費用を明確化する必要があります。

※上記は医療法人・クリニックM&Aで実務上問題になりやすい論点を整理したものです。個別案件では他にも検討すべき事項がございます。一次相談は無料でお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。

よくあるご質問 ― 医療法人 M&A・事業承継

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

Q1. 売却価格相場は?(病院・診療所別)
医療法人の売却価格について、複数の M&A 仲介会社からは「出資持分譲渡または事業譲渡で個別評価(営業権・固定資産・許認可で大きく変動)」等の算定方式が述べられております(出典 1出典 2)。ただし売却価格は、年商・資産・企業規模・実績・従業員数・取引先構成等の複数要因で個別に決定されます。M&A 業界に明確な相場は存在せず、最終的には買い手との交渉で確定するため、当社では無料相談にて個別案件ごとの試算をご提案いたします。
Q2. 持分なし医療法人への移行メリット?

相続税・贈与税が発生しない。

親族内承継が税制面で有利。ただし認定医療法人制度の期限は 2029 年末

Q3. 出資持分払戻請求への対応は?

持分あり医療法人では既得権。

払戻金を現金で捻出するか、新体制で段階支払い契約を結ぶ。弁護士・税理士の相談必須(業法注意)

Q4. 院長後継者の確保方法?

親族内/第三者継承いずれも医師資格・保険医登録が必須。

第三者の場合は経営理念・スタッフとの相性確認が重要

Q5. 保険医療機関指定の継続は?

M&A 後も既存指定が承継される場合が多いが、管理者変更・経営主体変更で都道府県厚生局に届出・承認申請が必須。

指定失効のリスクあり

Q6. 医師・看護師の継続雇用確保は?

M&A の成功は既存医療スタッフの継続が鍵。

給与・労働条件の維持契約、院長の人柄・経営方針の説明が重要

Q7. カルテの引継手続きは?

個人情報保護法の医療情報特例に基づき、患者同意 or 保護委員会協力通知で承継可。

電子カルテシステムの切替も同時に必要

Q8. 都道府県認可手続きの流れは?

医療法人の合併・分割では保健所(都道府県)の認可が必須。

書類作成~認可取得に 2~3 ヶ月。定款・資金移動・理事会決議を準備

Q9. 競業避止条項(医療法上の制限)は?

理事の現職中は利益相反取引の承認義務。

退任後は法定競業避止義務なし。ただし信義則上、明らかに同じエリア・科目で新院開設すれば問題になる可能性

Q10. 表明保証で確認すべき項目は?

①医師資格・保険医登録の有効性 ②医療事故・訴訟履歴 ③保険診療指定の状況 ④医療機器・建物の権利 ⑤医療スタッフの雇用契約 ⑥カルテ・医療記録の完全性

①医師資格・保険医登録の有効性 ②医療事故・訴訟履歴 ③保険診療指定の状況 ④医療機器・建物の権利 ⑤医療スタッフの雇用契約 ⑥カルテ・医療記録の完全性

※本ページは一般的な情報提供を目的としています。個別具体的な税務・法務・労務のご判断は、必ず顧問税理士・公認会計士・弁護士・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

よくあるご質問(島根県 医療法人 M&A)

島根県の医療法人・クリニック M&A の相場観は?

医療法人の売却価格について、複数の M&A 仲介会社からは「出資持分譲渡または事業譲渡で個別評価(営業権・固定資産・許認可で大きく変動)」等の算定方式が述べられております(出典 1出典 2)。ただし売却価格は、年商・資産・企業規模・実績・従業員数・取引先構成等の複数要因で個別に決定されます。M&A 業界に明確な相場は存在せず、最終的には買い手との交渉で確定するため、当社では無料相談にて個別案件ごとの試算をご提案いたします。

島根県内の M&A 相場観は?

医療法人の売却価格について、複数の M&A 仲介会社からは「出資持分譲渡または事業譲渡で個別評価(営業権・固定資産・許認可で大きく変動)」等の算定方式が述べられております(出典 1出典 2)。ただし売却価格は、年商・資産・企業規模・実績・従業員数・取引先構成等の複数要因で個別に決定されます。M&A 業界に明確な相場は存在せず、最終的には買い手との交渉で確定するため、当社では無料相談にて個別案件ごとの試算をご提案いたします。

保険医療機関指定は M&A でどう承継されますか?

株式譲渡の場合は法人格が維持されるため、保険医療機関指定は原則継続します。事業譲渡・会社分割の場合は、承継スキームにより取扱いが異なり、承継側の新規取得や届出・再審査が必要な場合があります。案件ごとの個別設計にて対応いたします。

事業承継・引継ぎ支援センター(島根県)との併用はできますか?

可能です。島根県事業承継・引継ぎ支援センターへの登録・相談は公的支援の枠組みとして有効で、弊社は民間 M&A 仲介としての設計・マッチング・クロージング支援を並行して行う形で多数の実績があります。

追加 Q&A:医療法人 の補足論点

医療機関の M&A は、通常の医療法人 M&A と何が違うのか?
医療機関(医療法人)の M&A は、理事長承継・診療科目・医師会対応・カルテ承継・保険請求が論点になります。一般的な医療法人と比較しても、業態固有の継続業務・許認可・契約承継の論点が中核となります。医療機関 M&A 特有の論点は専任の事業承継アドバイザーへご相談ください。
医療法人の後継者不在で困っています、どこから動けば良いか?
医療法人(医療機関)の後継者不在は、業界全体の構造課題です。動き出しは ①現状把握(許認可・人員配置・取引関係)→ ②選択肢の整理(廃業 vs 親族承継 vs 第三者 M&A)→ ③相談相手の選定、の順。後継者不在セルフチェック から始めてください。
医療法人の廃業を検討していますが、M&A の選択肢はあるのか?
医療法人(医療機関)の廃業は、許認可の自主返納・契約解約・設備処分等で実務負担と費用が大きくなります。一方で M&A であれば許認可承継・契約継続・従業員雇用維持が可能で、廃業より売り手の取り分も大きくなる場合が多いです。
医療法人の許認可は、M&A でそのまま引き継げるのか?
許認可承継は M&A の手法によって取扱いが異なります。株式譲渡では法人格が維持されるため許認可は基本的に継続可能、ただし役員変更届等は必要。事業譲渡では許認可自体は引き継げず、買い手側で新規取得が必要なケースが多くなります。
医療法人の M&A で、買い手はどのように見つかるのか?
医療法人(医療機関)の買い手候補は、①同業他社(横展開・規模拡大)②異業種参入企業 ③投資ファンドなど幅広い候補と言われています。当社では非公開ネットワーク経由でのマッチングを基本に、個別案件ごとに最適な買い手を選定します。

広域エリアの動向・全国版はこちら

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島根県の他業種 M&A 動向

同じ島根県内でどのような M&A 動向があるかは、売り手オーナー様にとっても買い手にとっても重要な地域情報です。他業種の地域特化ページもご参照ください。

関連業種 → 美容室・サロン

島根県 美容室・サロン M&A・事業譲渡

美容師確保・席数最適化・地域シェア

関連業種 → 美容外科・美容クリニック

島根県 美容外科・美容クリニック M&A・事業譲渡

医療広告ガイドライン・自由診療単価・MS法人

関連業種 → 物流・運送業

島根県 物流・運送業 M&A・事業譲渡

ドライバー2024年問題・倉庫拠点・運送業許可

関連業種 → ビルメン・清掃業

島根県 ビルメン・清掃業 M&A・事業譲渡

建築物清掃登録・常駐契約・労務管理

関連業種 → クリニック・歯科医院

島根県 クリニック・歯科医院 M&A・事業譲渡

医療法人化・後継者・診療圏分析

関連業種 → 産業廃棄物処理業

島根県 産業廃棄物処理業 M&A・事業譲渡

産廃許可承継・処分場・マニフェスト

関連業種 → 人材派遣業

島根県 人材派遣業 M&A・事業譲渡

派遣許可・マージン率・派遣元責任者

関連業種 → 印刷業

島根県 印刷業 M&A・事業譲渡

設備老朽化・受注先依存・印刷需要構造変化

関連業種 → 飲食業

島根県 飲食業 M&A・事業譲渡

店舗網・人件費高騰・営業権譲渡

関連業種 → 自動車整備工場

島根県 自動車整備工場 M&A・事業譲渡

指定整備工場・整備士確保・EV対応

関連業種 → 人材紹介業

島根県 人材紹介業 M&A・事業譲渡

職業紹介許可・データベース・ハイクラス

関連業種 → 介護事業

島根県 介護事業 M&A・事業譲渡

介護保険指定・常勤換算・処遇改善加算

関連業種 → 警備業

島根県 警備業 M&A・事業譲渡

警備業認定・指導教育責任者・常駐契約

関連業種 → 建設業

島根県 建設業 M&A・事業譲渡

建設業許可承継・経営事項審査・公共工事

関連業種 → 小売業

島根県 小売業 M&A・事業譲渡

EC化・店舗数・後継者不在率

関連業種 → 学習塾・スクール

島根県 学習塾・スクール M&A・事業譲渡

生徒数・教室網・少子化対応

関連業種 → 農業法人

島根県 農業法人 M&A・事業譲渡

農地法・農地所有適格法人・スマート農業

関連業種 → リフォーム業

島根県 リフォーム業 M&A・事業譲渡

建設業許可・自社施工率・営業エリア

関連業種 → 旅館・ホテル

島根県 旅館・ホテル M&A・事業譲渡

旅館業法・客室稼働率・インバウンド

関連業種 → 製造業・町工場

島根県 製造業・町工場 M&A・事業譲渡

設備承継・取引先・技能伝承

関連業種 → 食品製造業

島根県 食品製造業 M&A・事業譲渡

HACCP対応・OEM・流通網

関連業種 → 葬儀社・葬祭業

島根県 葬儀社・葬祭業 M&A・事業譲渡

会員制度・式場数・地域シェア

関連業種 → 宅建業

島根県 宅建業 M&A・事業譲渡

宅建業免許・専任宅建士・管理戸数

関連業種 → 調剤薬局

島根県 調剤薬局 M&A・事業譲渡

保険薬局指定・処方箋枚数・面分業

近隣地域の医療法人 M&A 動向

島根県近隣で同業種の M&A・事業承継案件もご検討の場合は、以下の地域別ページもご参照ください。地理的な近接性により、人材や取引先のネットワークが活かしやすい組合せです。

鳥取県

鳥取県の医療法人 M&A・事業承継

鳥取県の医療法人事業の譲渡・買収・廃業のご相談を承っております。

広島県

広島県の医療法人 M&A・事業承継

広島県の医療法人事業の譲渡・買収・廃業のご相談を承っております。

山口県

山口県の医療法人 M&A・事業承継

山口県の医療法人事業の譲渡・買収・廃業のご相談を承っております。

岡山県

岡山県の医療法人 M&A・事業承継

岡山県の医療法人事業の譲渡・買収・廃業のご相談を承っております。

福岡県

福岡県の医療法人 M&A・事業承継

福岡県の医療法人事業の譲渡・買収・廃業のご相談を承っております。

監修・執筆

五十嵐 悠一(株式会社日本財務戦略センター 代表取締役)
損害保険ジャパン本店営業部(企業リスク・法務)→ 東証上場M&A仲介会社で多数の成約 → 2020年 日本財務戦略センター 創業
→ 代表挨拶・経歴詳細

登録・所属

中小企業庁 M&A 支援機関登録事業者 / 一般社団法人 M&A 支援機関協会 正会員 / 中小 M&A ガイドライン第 3 版 遵守宣言済

公開・更新

公開日:2026 年 4 月 24 日 / 最終更新:2026 年 4 月 24 日

免責事項

本ページに記載する統計データは、各一次ソースの公開時点の数値を引用しており、最新値と差異が生じる可能性があります。 本ページは一般的な情報提供を目的としています。個別具体的な税務・法務・労務のご判断は、必ず顧問税理士・公認会計士・弁護士・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

ここまでお読みいただいた方へ
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